ポケモンGOのプレイ体験者は1/3超、止めた理由は「バッテリー」「自宅ですること無い」「同じことの繰り返し」

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15歳から69歳の男女2,190人を対象に、ポケモンGOプレイ経験を聞いたところ、現在プレイしている人が24.2%、過去プレイしたことがある人が13.5%を合わせ、37.7%がポケモンGOをプレイした経験があると回答した。プレイ経験を年代別に見てみると、15歳から19歳のプレイ経験が最も高く59.8%、次いで20代のプレイ経験49.1%で高かった。現在プレイしている人に限定すると、15歳から19歳のプレイ率よりも、20代のプレイ率の方が高かった。

今調査はインターネット経由でのものなので、特に高齢層ではその実層との間のギャップを考慮する必要があるのだけど、興味深い調査結果には違いない。プレイをしたことが無い人は6割強、今も遊んでいる人は1/4ぐらい、プレイ経験はあるけど止めちゃった人は1割強。
むしろ注目を集めるのはこちらかな。対象母数が300人足らずと少々少なめなのは気になるけど、なぜ止めたかの理由。トップはバッテリーが無くなるから、次いで自宅でできることがあまり無いから、そして同じことの繰り返しだから。バッテリー周りは昔からスマホの最大の弱点といわれていたことで、これはハードレベルでの技術革新が無いと改善は難しい(ソフト周りで節電化を試みることは可能だろうけど、優先順位は高く無い)。 他方、2位以降の理由は現状のスマホアプリゲームでは関係者が頭を抱えているような問題がずらりと並ぶ。自宅内でのプレーが基本で、同じことの繰り返しでは飽きられやすく、何かレア系のものが求められる。元々ポケモンGOではプレイヤーがある程度実際に歩くことが前提のものとなっているので、そもそも論としてこれで飽きられるのでは仕方がないじゃん、という面もあるのだけど。また、これらの点を改善したとして、逆に今プレイしている人が離れて行ってしまう可能性もあるし。 ともあれ、今後ポケモンGO自身はもちろんだけど、他のスマホアプリゲーム界隈にどのような影響が生じるのか、興味深い話ではある。
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このページは、不破雷蔵が2016年9月 7日 06:49に書いた記事です。

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