.@mine_hobby さんの「Kindle Unlimitedを30日間無料お試ししてみた」をお気に入りにしました。 https://t.co/yC5Sv7G0sq
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月5日
②読み放題できる漫画は3万冊近くありましたが、殆どがコインランドリーやパチ屋の休憩コーナーに置いてある様な漫画で正直微妙でした。
— みね (@mine_hobby) 2016年9月3日
③ただ、ビッグ錠や土山しげるの「置いてあると何か読んでしまう」謎の魔力の飯テロ漫画や「ナニワ金融道」「ワシズ-閻魔の闘牌-」「学研まんが 日本の歴史」「学研まんが 世界の歴史」が全巻読めたのは良かったです。
— みね (@mine_hobby) 2016年9月3日
⑤ただ、これも全然ダメでは無くて、名前だけ知っててまだ読んだ事が無かった漫画を試しに読んだら、実は結構面白かったってのが幾つか発見できました。「食の軍師」「陽だまりの樹」辺りは是非続きを読みたいところ。
— みね (@mine_hobby) 2016年9月3日
内容がごっそりと変わってスタート時の魅力が穴の開いた水風船状態となってしまったKindle Unlimited。Kindle Unlimitedに限らず読み放題的な電子書籍サービスは他にも色々とあるし、ウェブ上で展開しているウェブ漫画や小説の類も、横断的な利用は面倒ではあるのだけど、論理的には似たようなもの。
一方で物理的な存在の図書館や本屋には、その場所に足を運んで見渡すことで、自分が普通なら興味関心の無かった作品と出会える、偶然の出会いが得られるとのメリットがある。検索を行い、あるいはブックマークやしおりをたどり、自分の興味関心のある作品にダイレクトアクセスするウェブではかないそうにない。最近では各種データを用いて「あなたに興味がありそうなもの」「これが人気です」的なアプローチをかけてはいるけれど、広告の類と同じような認識をされるため(実際に広告なのも多々あるので始末が悪い)、無意識のうちにざっくりと認識から除外されてしまうのが難点。
で、今回のKindle Unlimitedの利用をしている人の感想にいくつか目を通したのだけど、今件上げたものと似たよう感想を抱く人が結構いた。普段ならチェックしないであろう作品、頭の片隅にはおいあったけど優先順位が低かった作品を読んでみた、案外面白かった、続きが読みたい、などなど。この流れって、まさに図書館や本屋での「偶然の、奇跡の出会い」に近い気がする。
具体的手法は頭の中に具象化されていないけど、この傾向を分析し、さらによりよい、利用者にとっても心地よい(広告のようなうざったさのない)出会いを提供できるようになれば、Kindle Unlimitedのような読み放題サービスは、今のジャンク街的な存在から一挙に素晴らしい図書との出会いの場に昇華できるような気がする。
個人的には将来にならないと無理だろうけど、実店舗や実図書館のような存在を仮想空間に作り、その中をVRを使って利用者は行き来し、本を手に取り読み、面白かったらその場で電子書籍として調達したり、さらにはリアルな書籍としてオーダーするなんてことができると......面白いなとは思う。これ、図書館に限らず、ホビー系のあれこれにも通用しそう。
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