インターネットは、「無料でいろんなものが見られる」って文化が育ち過ぎていて、「良いものを作ってくれた人に対価を払う」って文化が廃れ過ぎちゃってるように思える。気楽にサイト管理人や画像作成者にお金を投げ入れられるシステムが作られればいいのになぁ、とずっと昔から思っている。
— chokudai(高橋 直大) (@chokudai) 2016年9月2日
@chokudai 今まで同様なサービスが出てきては消えて行ったのは、意気揚々と始めたはいいけれども法的な問題を突かれてしまって動けなくなっちゃったせいなのです。資金移動業というやつに該当してしまうのと、製品の売買契約を伴わない金銭の授受に対して非常に厳しいからです。
— 広江 克彦 (@eman1972) 2016年9月2日
あのPayPalですら、日本での「寄付する」ボタンを使用禁止にしている。しばらく日本での活動を見送ったのち、シンガポール法人として活動しているほど。 https://t.co/kQhc4DNfql
— 広江 克彦 (@eman1972) 2016年9月2日
これも以前似たような話をどこかでしたことがあるような気がするけど、現状確認もあわせ。ネット上では広告を貼って間接的に運営側に資金援助をしたり、アマゾンのギフトリストを用いてプレゼントをするという形式はあるのだけど、直接現金を手渡し......に近い形で提供するシステムってのがなかなか作られない。例えばツイッターでも海外では政治資金の援助の形で政治家へ寄付金を行うシステムが導入云々との話はあったけど、日本では無い。
自分が満足したもの、良いものを創ってくれた人に対価を提供できるシステムが整備されていれば、ちょっとした気持ちを、それこそ神社の投げ銭のようにできるのでは、そんな仕組みがあると嬉しいと考える人は少なくない。ウェブ漫画を読んで、これよかったな、続きも観たいな、それじゃ10円をちょっと提供、みたいな。
ただ現状では法令的な問題が多分にあり、金銭の授受は非常に難しいのが現状。投げ銭をするのにクレカを使うのも非現実的だしねえ。かといってこの辺りをゆるゆるにしていると、色々と悪用されるのは目に見えて明らか。個人的にはこの周りの話に関しては、海外ではどのように対処しているのかをリサーチするプロジェクトチームを国レベルで創って、日本にマッチした最適策を模索するぐらいの動きはあっても良いと思うのだけど。お金の流れは血の流れ。
投げ銭システムは死屍累々
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2016年9月2日
いま「投げ銭」が可能なサービスは「note」とhttps://t.co/BxUnJPiAhV
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2016年9月2日
「言い値書店」くらいかな?https://t.co/o1qjE6aDsA
PayPalは寄付不能になった。@pay、Grow!、Pochi、ぷちカンパなどのソーシャルパトロンは消えた
Yahoo!ブログの「イイね!」ボタンでポイントが贈れる仕組みが1年で潰えたのは痛かったなあ...... https://t.co/vfhC73gvQC
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2016年9月2日
この縛りがある → "資金移動業を営むには、「資金決済に関する法律(以下、法という)」に基づき、事前に内閣総理大臣の登録を受けなければなりません"https://t.co/Qj25drrEJo
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2016年9月2日
資金決済に関する法律は平成21年にできたんだけどhttps://t.co/XNAc2vEGVW
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2016年9月2日
PayPalが資金移動業者として登録されたのは平成24年(PDF)。https://t.co/uugopMwkNe
このタイムラグがなんだったのか、非常に謎い。
結局、金銭の直接譲渡では色々と大変だし手数料もかかるので(銀行の振込み手数料を思い返せばよい。数十円の振り込みに108円とか216円とか取られたら何だか損をした気分になる)、やはり換金可能なポイントの譲渡システムあたりが無難なのかな......と思う。アマゾンポイントの容易譲渡的なもの。
まぁこの辺りはホント、何らかの形で解決しないとマズイ気もするのだけどね。
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