スポーツドリンクとみそ汁とそば汁と

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今年は相次ぐ台風の到来もあり、暑さのピークの後半部分がやや削れた感じとなって、熱中症のリスクも随分と軽減されたような気がするのだけど(実際、熱中症による救急搬送者数は前年よりは少ない)、それでも室内外を問わず、十分な水分などの補充は欠かせない。作業などで精神を集中していると、つい水分補充を忘れてしまって、ヤバいってことも多々ある。当方も室内で清掃中に汗だくになって、それでも夢中で掃除をしていたら、ああこれはマズイなという実感を覚えた状態になった経験が今年あったので、笑ってられない。

スポーツドリンクは水分やらミネラル補充向けアイテムとしては良く知られるけど、実のところ万能薬、ポパイのほうれん草レベルの絶大な効果を期待するのはちょっと難しい。それより甘味の方で問題が発生しそう。

今件は元々「運動中に水を飲むな」的信奉がいつごろ、どのように生じたのか云々って話からの派生なのだけど、コンソメスープはともかくみそ汁については、以前ちらりと聞いたことがある。ただ、やはりイメージはしにくいよね。スポーツ中にみそ汁ごくごく。


自販機用としても缶のみそ汁は見たことがある。今後、熱中症対策専用の缶みそ汁を開発して売りだしたら、結構イケるかもしれないなあ......というのは素人考えだろうか。まず、汗をばりばりかいたらみそ汁が良いね、という習慣づけ、もとい方策そのものを知ってもらうのが先かもしれないけど。


似たような性質のものとしてはそば汁もある。これは以前紹介した記憶がある。もちろん原液をそのまま飲むのではなく、水で薄めて飲むという次第。これ、一度、みそ汁と合わせて専門家に分析してもらって、どれほど有効なのか、どの程度の濃度でどれぐらいの分量を摂取すれば良いのかを精査してもらうとありがたいのだけどな。


熱中症に合わせてオマケ的な話。これは体温の調整、感覚が鈍っている高齢者によくありがちな話で、水分や塩分などのミネラル補充も大切だけど、それよりもまずはなにより服を脱げ。......見方を変えると、季節や周辺温度にそぐわないような服装をしている高齢者がいたら、色々と注意をする必要があるってことだな。

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このページは、不破雷蔵が2016年9月 6日 07:06に書いた記事です。

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