いい人が来ない → でも給料はあげられない → その分雰囲気良くしよう → 良くわからん交流会みたいなの増やす → 面倒ごとが増えるだけで既存社員のモチベが下がる → 離職 → 人が足りない → 募集する → いい人が来ない
— なっぱ@変種 (@b7472) 2016年9月18日
低賃金で募集する → 相応の人が来る → 相応なので教育が必要 → でもそこにコストをかけたがらない → 適当な教育ですます → いわゆる「使えない」人状態&扱い → 本人に限界きて辞職 → 「あいつは使えなかったね」話だけ残る → 人足りない → 低賃金で募集する
— なっぱ@変種 (@b7472) 2016年9月18日
この類の話は何度となく成されているはずなのだけど、経営者サイドに浸透するには至っていないようで、だからこそ繰り返されるのだなという感が。中長期的に見れば、「良い人材を相応の高給で雇い、その場に居続けることのメリットを認識し、業績に貢献してもらう。技術も蓄積される」と「人材確保のためのコストをケチって、なかなか人が集まらず、事業がうまく回らない。人材はたまに来ても経験が浅い、能力が低いなどで修練させるのに大きなコストが必要になるし、定着率も低いので修練コストは無駄になりがちだし、求人コストもかかるし、技術も蓄積されない」と、どらちが良いのかは一目瞭然ではあるのだけど。目の前のコストばかりをみているのだろうな、と。
何をやるにもお金がない、お金は出さないが第一義的、最優先条項に挙がっていて、その上でどうすべきかってことになっているのだけど、大体本質的には、その点こそがもっとも最初に手掛けるべきなのが現状だったりする。無論、そういうところばかり、とは言わないし、そんなことはないのだけど。
よく「もっと給与出さないと人来ないよ」って話をすると「ウチは金目的みたいなやつはいらねーんだよ!」って豪語する人がいるけど、「給与を重要視する = 金目的 = 熱意のない不真面目なやつ」って超理論が諸悪の根源よね。見返りのない献身に美を見出すというか
— なっぱ@変種 (@b7472) 2016年9月18日
この理論は団塊世代に多いけど、その魂を引き継いでしまった2000年くらいのベンチャーブームで成功して生き残った会社の30代とかにも結構いるので世代だけで判断できない気がする
— なっぱ@変種 (@b7472) 2016年9月18日
@yata_crow そうそう。金に対するよくわからん忌避感なんだろうか...
— なっぱ@変種 (@b7472) 2016年9月18日
団塊世代オンリーというわけではないけれど、このお金に対する忌避感...というかけがれ意識ってのは当方も繰り返し指摘している件。お金に注目している人は卑しい、魂が汚れている、人として劣っている、といった認識。
一方でそのような人『それならあなたもお金は要らないのですね。あなたの報酬を全額私に下さい』なんて話をすると、たいていは逆切れされる。でもお金が欲しいのなら、自身の主張の通りなら、その人自身が熱意の無い不真面目な人であることを自分で証明していることになるのだけどね。それとも人は人、自分は自分、なのかな。
あの「給料目当ての奴は悪!」て奴、管理職経験してないんじゃないのかと思う事もありますね。
— KGN (@KGN_works) 2016年9月18日
金で引っこ抜いてこないと人来ないぞ、という経験がないんじゃないかと。
あー。もう一つ可能性がありまして。管理職を経験した上で、お金などのリソースを投入せずに成果がたまたま出てしまったとか、成果が出なかったとしても「世の中が悪い」「会社の他の条件が悪い」と誤認し、お金の必要性を認識できないケースも。https://t.co/vDMj5LxNcE
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月18日
@fuwarin (´・ω・`)だいたいその手の地雷会社は体育会系なため、反論を許さない感じで統制されますから、新人が大量に去ります。景気が悪いと大量採用大量辞職でバランスしてますが景気がよくなると詰みます
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2016年9月18日
@moltoke_Rumia1p @Fuwarin ( ^д^)<大量採用ってコストも教育時間も馬鹿にならない筈ですし、それなら既存の社員の待遇UPやそれにつられて来る人材を確保の方が長い目でみると会社の利益になると思えますが素人の浅知恵でしょうか?
— 利亜 (@farid17sai) 2016年9月18日
@fuwarin (´・ω・`)すぐに滅私奉公とか、やりがい搾取に行きますからね。あの連中。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2016年9月18日
(*´ω`*)あのね。奉公には御恩がセットでお前らみたいな社員をトイレットペーパーみたいに消耗品と勘違いしてる連中が使っていい言葉じゃないだよと言いたいものです。
あるいは「肩書だけ管理職」。
— KGN (@KGN_works) 2016年9月18日
驚くほどマネジメントのセンスが無く、自分でやったわけじゃない仕事(部下が頑張った)で管理業務も実は尻拭いされまくり、という人がいないわけじゃないですからね(高齢層で多いか) https://t.co/deaStWY7kp
@farid17sai @moltoke_Rumia1p @Fuwarin ブラック企業に教育時間なる概念は存在しない&教育は礼儀作法と挨拶(声の大きさ、出し方だけ重点的に指導)を形ばかり1時間、後は現場に放り込んで終わりなので←
— 遊川恒星 (@kouseiy) 2016年9月18日
当然、お金ですべてが解決するわけではなく、お金以外の部分も整備は欠かせないのだけど、それらはいわば副次的、二次的なもので、多様な価値に転換でき、保全もできる対価としての金銭の保証・環境整備こそが、まずは重要なんだよね。
他に考えられるとすれば、2つほど。一つは以前解説した「生存バイアス」。たまたま運が良く、豪力で生き残った経営サイドが、自分が経験した道は絶対の成功方程式だと断じて、それを他にも当てはめようとするケース。そしてもう一つが、かつて自身が当時の経営陣などから受けた施策を中途半端、かつ都合のよい部分だけ覚え、それを自身の公式化してしまったケース。前者は手の打ちようがないけれど、後者は多分に当時の経営陣による、経営者、リーダー的な人材の育成・教育不足だった感もある。
例えるなら、料理人のきらびやかな部分だけを見て、その真似だけをしたまま、調理場に立って料理をするようになってしまったような感じ。そう考えると多分に理解はできたりする。
デフレ時代ならともかく、今ではそんな話は通用しない。10年、いや20年ぐらい続いたデフレによる呪縛から、そろそろ考え方を解き放たないと。
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