「基準値以下だから安全です」
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
という話になるとよく出てくるのが
「だったら飲んでみろ!お前は飲めるのか?!」
なんだけど、あれを逆手に取られた事例が沢山あって、そこには対話も議論もなく「黙らせ合い」しかなかったって事にいい加減気付いてくれないものだろうか?
例の豊洲界隈で一部においてこんなセリフが飛び交っているのを目にし、何か既視感があるなあと思い返してみたら、震災後にフリーライター様が官僚に処理水の飲用を強要させた事案があったことを思い出した。
承前)「安全だって言うのなら、お前が飲んでみせろ!食べてみせろ!」
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
が行き着く所まで行った一例が、マルチ商法でよくやっていた洗剤を飲んでみせる営業。
「飲んでみせろ!」と迫るやり方の問題点は複数あります。
まず、本来飲用でないものを飲んでみせるって事をされても、納得できんでしょ?
承前)「飲んでみせろ!」と迫るのって、絶対に飲めないと侮ってやってるワケですよ。しかも、そういう迫り方をした時点で、言外に「飲んでみせられたら文句は言わない」という引き換え条件が含まれてしまう。結局、下らない無意味な縛りを双方に課してるだけですから、どう転んでも意味がない。
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
承前)相手が飲んじゃったらどうなるのか?なんて全然考えてない。この世には洗剤を売るために飲んで見せる人間が大勢居るぐらいなんですから、いざとなったら飲みますよ。ただ、そこで飲んで見せるって事に「封殺」の意味しか無いって事をわかってるマトモな人は飲むのは避ける筈ですよ。
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
承前)マトモな人は「飲んでみせろ!」って迫られても、そこで飲むことが嫌だし不快だってのは勿論あるけど、そんな事をしても無益だし不毛だってわかってるから飲みませんよ。
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
飲んでみせた所で、怯ませたり黙らせたりする効果は少しあるけど、結局は理解も合意も納得も得られないんだから。
承前)さて、「飲んでみせろ!」と迫る側は、そういう迫り方をする事で、どんなメリットがあると思ってるんでしょう?そこにリスクがある事には気づかないんでしょうか?
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
それが本当に危険かどうか分からないのだとしても、自分たちが危険だと信じているものを飲ませようとする...感じ悪いでしょ。
承前)本当に危険だと思ってるなら、それを飲むことを強要するというのは、人間として信用を失う行為でしょう。それを活動の一環として行ってるなら、支持を失う事になる。そうやって世間は彼らから距離を置くようになっていったんですが...。気づきませんよね、内輪と周囲は批判しませんもの。
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
承前)さて、まず有り得ない事ですけど例えば、
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
飲んでみせろ!と迫ったところ、相手が平然と飲み干してニッコリ笑い、
「飲んでみたら意外とイケるんだがね、君も一杯どうだい?怖くて飲めないかな?」
と返されたらどうするんですかね?
挑発って、挑発で返された時にアホらしさが際立つのよね。
承前)何を目的とすべきか、落とし所をどこにするのか、獲得すべきは何か、そういう事が二の次になって、その場を混乱させたり、状況を停滞させたり、相手を黙らせる...そういう事に終始してるんじゃ、つまりはそれこそが目的なんだなと判断されますわ。
— タクラミックス (@takuramix) 2016年9月28日
結局、マトモな応対してる側が支持されますよ。
指摘では何の意味もないとはあるけれど、震災の時に強要させた事案では、報道は飲んだ行為を暗に非難し、強要させたフリーライターはそれを戦果であるかのように掲げ、自分を持ち上げる材料として振り回していた。
理性のある人物ならば「対話も議論もなく、意味のない行為」で終わりなのだろうけど、残念ながら強要する側は多分にして理性も倫理も無いことが多いので、該当側に騒ぐ材料を与えてしまうことになる。それは震災後の話で実例が出ている。
先日の「きれいな水なら飲めるんだろう」と官僚に処理水飲用を強要させた事案。2011年10月。園田政務官、原発の浄化水飲む 「飲んだら」と言われ https://t.co/G8fCvlhJjI 狂気が大手を振ってのし歩いていた時代。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月28日
園田政務官の名前でトゥギャッターを検索すると、当時の複数のまとめが出てきます。主に2人のフリーライターが関与したとのこと。うち一人が強要し、飲ませた後も自分の戦果の如くドヤ顔的に触れ回った記録あり。...人の本質が知れる事案の一つではあります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月28日
「2000Bqの福島牛を送りつけてやる!」と脅したつもりが... https://t.co/wo0TJ0RBRq 似たような話。2012年6月。2009年夏の総選挙後の3年強、そして震災後の数年間の出来事は、人の中身を、本質を知る良い機会だったのかもしれませんね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月28日
化けの皮がはがれてものほほんとしている人も多々見受けられますが、昔と異なり記録はしっかりと残り、精査ができる状態です。「そんなこともありましたっけ、てへぺろー」では済まないのです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年9月28日
細かく精査しなおすと時間がかかるので、ざっとだけどこんな感じ。わずか5年前の話。昔ならば5年前の話となれば、ぼんやりとしか覚えておらず、人物の特定も難しく、そんなことがあったような気がしたぐらいで終わってしまうけど。今ならばこのような形で、ちょっと探しただけでもしっかりとその当時の状況、個人の特定が可能になる。
まぁ、「人のほどが知れる」という状況を確認できたら、それをしっかりと覚え、記録しておくことは大切だなあ、と。
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