デフレというのは「ものが安く変える」のではなく、「労働の成果を高く買ってもらえない」状況だと、労働者目線で捉えることが重要
— 闇堕ちしたプリンさん (@no_more_liberty) 2016年10月2日
あなたが払ったその代金 相手にとっての売上です
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年10月3日
あなたが代金しぶるとき 相手もあなたにしぶります
あなたにとっての相手とは 相手にとってのあなたなのです
本家サイトでも【日本は1990年代からデフレへ...日米中のGDP推移を詳しく見ていく(2016年)(最新)】などで確認している通り、日本は1990年代前半、バブル終焉あたりからデフレに突入している。
で、前政権下でも円高をぐいぐい推し進めてデフレ感も展開させよう的な流れがあり、その時の理由が「自前の通貨価値が上がれば、たくさんのものが買えるじゃないか」というもの。一見正しいような気はするし、自国通貨が強くなるのは耳障りは悪くない。
けどよく考えてみると、それで得をするのは「現在お金をたくさんもっていて、使うことが多い人」。そうでない人は、稼いだお金も減ってしまう。しかもデフレの進行が継続すると、将来にわたり稼ぎが減退することが容易に想像できてしまうし、実際にそうなりかねない。
単純に人の値段も安くなるんだよ。最低だろデフレ。得するのは既に現金たくさん持ってる人だけ。
— tadataru (@tadataru) 2016年10月3日
人の値段が安くなれば、どんどん買いたたかれるし、労働条件が過酷化しても再就職に難儀するので、我慢せざるを得なくなる。経済が極端に悪化すると失業率が逆に減退する動きを示すのは、これが要因(就労をあきらめた非労働力人口は失業率勘案の際には計上されない)。
金融政策周りでインフレ化を極端に嫌い、これまでのデフレ下の状況に戻したいとの意見を持つ専門家の方々が少なからずいるけれど、多分に「手持ちの金融資産が目減りするのが好ましくない」界隈自身か、そのような方々と仲が良い感はある。
無論極端なインフレも避けるべきではあるけれど。肥満気味な人が絶食に近い食事制限をして倒れているところに、「肥満だから飯を食うな(食費浮くし)」といってるようなものだな。
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