小学二年生の休刊が公式に発表、残るは小学一年生のみ

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小学館が刊行する「小学二年生」が、部数の低迷などから12月発売の2017年2・3月合併号で休刊することがわかった。「小学三年生」から「小学六年生」まではすでに休刊しており、かつて同社の看板雑誌だった学年誌は「小学一年生」を残すのみとなる。

お昼過ぎの配信ネタでその時にはまだ公式見解もなければソーシャルメディアの関連アカウントからも告知は無し。一応Facebookも当たってみたけれど動きは無く、さすがにこの類の話で誤報は無いだろうけど、公式報待ちかなと思っていたら......


夕方ぐらいに公式リリースが小学館から出されて、確定事項となってしまった。小学二年生は公称ではなく印刷証明部数で7万部強をはじき出しているので、まだある程度余力はあったはずだけど、春先の号で謎の合併号を展開したこともあり、怪しげな動きは見せていただけに、ああやっぱりか、という感も否めない。

これで小学●年生シリーズは小学一年生を残すのみとなってしまった。四半期ごとの印刷証明に関する記事のグラフが、さらにさみしくなるなあ、という悲しみを覚えざるを得ない。

来春には増刊、だから不定期刊になるのかな、として、小学生向けの新ジャンル雑誌の展開云々とあるけれど、ガクマンプラスの例もあるので、あまり期待はできない。一方で、小学生向けの学習誌が無いと嘆く声も多々耳にする。需要はそれなりにあるのに、それに応えられない状態は、いったいどのような解釈をすればよいのだろう。難しい話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月 5日 06:08に書いた記事です。

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