シニア向けの新雑誌「散財」という発想

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社会全体における高齢者の数・比率の増加と、昔にもまして蓄積度・節約心の強いシニア層の消費性向もあり、社会全体としてのお金の周りが鈍いものとなっている。お金は存在するのだけど、社会に巡回していない。血量は多分にあるけど心臓で溜まったまま、的な。各種統計にも出ているのだけど、なかなか認識が進んでいない。景況感の後退の多分にこの過剰蓄積が原因としてあるのではないかな。

ということで、散財をしてもらう、ただ浪費では意味がないので、有意義にダイナミックに使ってもらうということで、啓蒙雑誌を作ってみてはという話。以前それっぽいコンセプトの雑誌を見たことがある気がするけれど、ともあれ発想としては面白い。有意義な消費という切り口とその啓蒙。悪くない。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月 5日 06:17に書いた記事です。

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