というか、そうだよ、対費用効果に合わない要求する人間は業務として応対すると赤字なんだから、サービスの対象から外れてもらえばいいんだよ。ホントは欲しくて100円払ってでも欲しいくせにダダこねれば50円になるかもってチャレンジさせるからいけないんだよ。最初からそれじゃ売れんで弾こう。
— 結城焔@ファンティア始めました (@yuuki_homura) 2016年10月8日
関係あるかわからないけど、サークル活動で同人誌立ち読みお断りにしたら、イベント中机の周り立ち読み目的の人に占拠されることが無くなったので同人誌が完売するようになった。一時期イベント中立ち読み読者で机の前埋まって頒布できない時間あったりしたけど、その時間無くなると全然流れ違う。
— 結城焔@ファンティア始めました (@yuuki_homura) 2016年10月8日
これは以前マクドナルドなどの事例でも紹介した、客単価をむやみに下げるとその単価に合った客層が構築され、場合によっては店内の利用マナーが悪化し、それが企業全体のイメージにリンクされてしまう話の具体的ケースとして。全部が全部そうではなく、統計の類もとりにくいのではあるのだけど、興味深い話として覚書もかねて。
状況としては語られている通りで、販売時に商品を買わずにずっとその場を占拠していたり、値下がりをずっと待っている、値切り続けるような顧客に対し、それを拒絶するようにしたら、商品が良くさばけるようになったとのこと。「同人誌はビジネスではなく、頒布だろう」と反発する声もあるかもしれないけど、これは「立ち読みで場を占拠されると、頒布物のやり取りをしたい、受け取りたいと考えている人の機会が邪魔されてしまう」「視界に留めて『ちょっと見てみようかな』と思わせるきっかけが失われてしまう」という機会損失の点でも大いに理解はできる。
コンビニの雑誌コーナーなら、立ち読みをしている人の存在自身は集客にもなるけれど、その立ち読み客が雑誌コーナーをずっと占拠していて棚の雑誌が見えなくなっていたり、買おうとする人が近寄れないような状態になっている感じ。本屋でもコンビニでも、何度かそのような経験があるんだよね、当方も。
一概に、立ち読み的な客、客単価の低い客は追い出すべきとするテンプレ化を成すのは危険ではあるけれど、逆に立ち読み大歓迎、客単価の低い客もどんとこいとのテンプレ化も危険。ケースバイケースで、臨機応変に状況を精査して対応していく必要がある。テンプレ化した方が楽ではあるんだけどね。あんまり考えなくてよいし、判断の必要が最小限で済むから。でもそれだと、顧客も売り手側も不幸になりかねない。
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