小説に限らない仕事ノート。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2016年10月11日
日付と仕事上の気づき、改善点を一項目一、二行で書いて一行あける。
これを集積して一冊書き上げる。
その一冊を読み直して、自分なりの仕事攻略本を作る。(こちらは小さいノートでいいです)
プロジェクト始めに必ず一日かけて攻略本を読み、攻略計画を作る。
物事のとっかかりはとても馬力が必要になる。自動車の運転を思い返せば分かるように、ゼロからスタートするのだから惰性・慣性的な動きもないところからはじめるため、そのパワーはとても大きなものとなる。仕事への取り掛かりにモチベーションが上がらない時、その多分は「はじめは大変なんだよなあ」という気持ちによるもの。
ならばその初めの部分を前もってやっておこうという、発想の転換。他の作業である程度惰性、勢いがある時に、次の作業の頭の部分だけやっておく。すると翌日以降その作業を手掛ける時には、最初からではなく途中からとなるので、少しは気が晴れる。
まぁ、何を当たり前のことを言っているのか、と言われればそれまでなんだけど、これって結構重要な話だったりする。あらかじめちょっとだけでも進めておくと、本腰を入れて始める際に、とても気が楽になる。あらかじめ資料を用意しておくとか、データの抽出元の一覧をまとめておくとか、生成するデータをあらかじめ仮入力しておくとか。
私の場合、どうしても原稿作業への入りが悪い時は寝る前に仮の導入部を10行くらい気軽に書いておく。次の日は「ゼロから書く」じゃなく「続きを書く」なので原稿が楽になる。導入部はどうせいつも直すことになる。要は作品に作家自身が入っていくための扉を作れということ。>RT先
— 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) 2016年10月11日
「ゼロからではなく、続きから」。単純だけど、コロンブスの卵的発想だけど、やってみると意外に「こうかはばつぐんだ」。少なくともこの手法を覚えておけば、他の何かにも応用は効くと思うよ。
コメントする