講談社が一迅社を完全子会社化。冗談のようなホントの話

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先日一番目を疑ったニュースがこれ。当方自身もまんが四コマぱれっとを毎月購入していている一迅社が、講談社の買収を受け、完全子会社化したという話。プレスリリースも出ているのでネタでもガセでもない。ちなみに吸収合併の場合は吸収した側の完全な一部局化されるのならまだ良い方で、分解して美味しい所だけ吸い取られるのがオチだけど、完全子会社化の場合は一応、買収された側も会社の形態はそのまま維持される。要は経営に関わる全決定権=全株式が買収した側に握られるというだけの話。


で、今件に関しては記者会見も行われたようで、その内情が記事化されている。色々とネタになる話もあるので、一読をお勧めしたい。講談社側も結構色々と考えていたり、焦りを感じているのだなあ、という感はある。


今回の完全子会社化に関しては色々と分析がなされていて興味深い。どれも的を射ているようでもあるように読めるほど、現在の業界はカオス的なものともいえる。

しばらくは一迅社・講談社共に大きな動きは無いだろう。ただ確実に来年以降、今回の完全子会社化による変化は出てくるだろうね。連載陣、出版雑誌の動向にも小さからぬ変化が......あるかもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月15日 07:39に書いた記事です。

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