コンピュータ書体と人の手による書体のちがい

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先日某ドラマに関する感想で、コンピュータによる字体が用いられていて、事態設定的にはおかしいのではないか、ちょっと興ざめしちゃったよねといった話が目に留まり、それと関連する形でたまたま出てきた(あるいは連動したものかな)指摘。

用は似たようなフォントでも、手書きによるものと、コンピュータによるフォントでは多分に見た目が異なるので、見る人が見ると興ざめしてしまう、一気に現実に引き戻されてしまうので配慮が必要だよ、というもの。時代劇に電信柱が出てきたとか、飛行機雲が浮かんでいたとか、そんな感じ。


リズムというかつながりというか躍動感というか。積み木で作った人物像と、粘土で作ったものとの違い的な。先日紹介した音声合成のサービスでも、単語単語、あるいは文字単位での発生のつながり、抑揚の部分で違和感があるといったけど、まさにそんな感じ。

認識させたい言葉を表現するだけなら問題は無いのだけどね。より自然に、よりそれらしく見せるのには、まだまだ超えねばならないハードルは多々あるってことだな。ただ見方を変えれば、その辺りをどうにかするロジックが生み出されていけば、将来的にはこの「自然っぽい字体、発声」もできるようになるかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月24日 07:24に書いた記事です。

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