豊洲事案といい陛下の譲位問題といい先の朝日新聞の年金に関わる計算問題といい毎日新聞のダム問題といい、この暫くの間だけに限っても、報道が本来の仕事を果たさないどころか、事実を知るうえでノイズ、邪魔な情報を多分に流すような状況になっているのは、どうしたものでしょうか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年10月26日
ふと思う。豊洲事案の報道各社のスットコぶりが、検証能力の絶望的ななさに寄るものでは無く「ガセだとわかっていてもそのまま伝えた方が集客できるし」との考えによるものなら、移転の遅延で発生した余計な経費を間接的に報道各社が盗んだのと同じになるのですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年10月26日
そういえば朝日新聞は先日、ファクトチェックなるものを誇らしげに記事にしたばかりで。あの時言及した「チェックをする側の能力が無ければ無意味どころか有害」とした話を、早くも立証したわけですね。自社のファクトチェックすらできないようでは。https://t.co/wc3lbmvRV6
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年10月26日
タイトルでは五七五とするために「新聞」に限定したけれど、多分に連動性のあるテレビも大よそ同一視しても構わないかな、と。で、タイトルや言及ツイートで大よそ語っている通り、ここしばらくに限っても、報道界隈による「公明正大を旨とする」「正しい情報の伝達が社会的責務である」報道としての絶望的なまでの能力不足、さらにはその肩書と権限の濫用的な挙動が相次いで露呈している感は否めない。
朝日新聞の年金問題報道一つとっても、2つの吉田問題で出された各種宣言はどこにいってしまったのだろうかという感じだし、豊洲問題にいたっては報道が騒いで色々な界隈がそれを悪用して足を引っ張り、余計に生じるさまざまな追加経費(都民の税金)を、半ば報道が美味しくいただいている図式となっている。これ、分かりにくいかもしれないけど、取引をする営業担当が直接会社のお金を着服するのではなく、取引先に便宜を図って会社に損失を与え、取引先からマージンをもらうようなものなんだよね。
BPOで検証してほしい https://t.co/2KGi94LbEW
— tokyo2020tokyo (@tokyo2020tokyo) 2016年10月26日
SMAP事案を思い返せば、今のBPOが事実上機能停止状態にあるのは言わずもがなですhttps://t.co/C8NLai6ekC
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年10月26日
@Fuwarin
— Mithuril@カラクリ天邪鬼 (@Mithuril) 2016年10月26日
俺達は煽っただけだからデマの実被害がどうのと言われようと関係無い
と言い張るのはそろそろ苦しいと思うんですよねぇ(´・_・`)
確かに今の所法的にどうこう出来る訳では無いにしても、「信用」っていうプライスレスな物体の価値は大暴落してる訳ですから
テレビに限っては自主規制機関であるBPOが存在しているけれど、それが今や有名無実な状態なのは先のSMAP問題で明確になったわけだし、そもそも身内による自主規制機関の類は、よほどの賢人が権限を持たされて運用しない限り、必ず早期に腐敗してしまうのは歴史が物語っている通り。むしろ大義名分的な存在として作られているのが多分だからね。「自分たちで規制するので第三者の意見は必要ないよ」的な。
プライスレスどころか今はプライスロス、下手に信じると損失すら被る状態を、果たしてどれだけ関係者が認識し、是正しなければと思っているのか。疑わしさを覚えざるを得ない。
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