先日の東京都内の停電とUPSと

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先日の東京都内の大規模停電に伴い、昼間に屋内で作業をするデスクワーク、特にクリエイティブ系の方々から多数話があがったのが、UPS(無停電電源装置)。当方も以前こちらで何度か取り上げたことがあるけれど、パソコンなどの電子機器とコンセントの間につなげて、万一停電や瞬間停電があった際に、電源が落ちないようにする機器、充電器みたいなもの......ではあるのだけど。

指摘の通り、あくまでも保険のようなものであり、停電があってもそのまま作業ができるというものではない。それは自家発電装置であり、UPSとは別物。超巨大な充電器でもあれば、それは不可能ではないけど、個人ベースでの調達は不可能。

仕様や環境にもよるけど、UPSに切り替わった後、電源が落ちてしまうまでには数十秒から数分程度。けれど、それだけの時間があれば、アプリケーションを落として自発的に端末の電源を落とすのには十分(無論そのような事態が生じた際に即時その対応ができるように、訓練はしておく必要があるけれど)。

これってアレだよね。緊急地震速報と同じ。突然地震が来て対応するより、数十秒前に緊急地震速報がきてからなら、その数十秒の間にガス栓を閉じたり窓を開けたりヘルメットをかぶったりなどの体制が整えられる(防波堤でも同じかなあ)。


ただUPSも永続的に使えるものではない。個人ベースのだと数年でバッテリーがアップして使い物にならなくなる。劣化アラームは夜中にもなり出すから睡眠不足になること必死。大体2、3年ぐらいで買い替えが必要になる。


安定性の高さからいうと、やはりオムロンのこれ辺りが無難かなあという気がする。環境にもよるけど、3年ぐらいは持つ。初期投資が2万ちょっと、転換用のバッテリーが1万ぐらいで、大体年5000円強ぐらいになるのかな。保険料として考えれば、月500円ぐらいでなら、安い気がするけど、どうだろう。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月14日 06:48に書いた記事です。

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