ふとVRがどんどん発達して普及すれば、自由に動けない人でも旅気分に浸れるデバイスになるやもしれないと思うた(-ω-) 父方の爺ちゃんは没するまでの長い時間寝たきりのままで外出もできず、その間見てたのはつけっぱなしのテレビと、賃貸部屋の小さな窓から見える空だけだった。
— 原田将太郎@夏コミ新刊書店委託中 (@harashow_LLcorp) 2016年10月13日
先日発売されたプレイステーション用のVR端末は、本格的に多量のVR機器が日本に初めて展開された...と言及してもいいのかな...という状況で、Facebookやツイッターには感想の類がもりもり挙がっていて、その多くが肯定的、もっと未来を見たい的な、久々にわくどき感を覚えるものだった。同時に任天堂のバーチャルボーイを「赤いVR」としてボケをかましてくれるネタも多数登場し、それはそれてほほえましい。いや、間違っちゃいないけど。
で、大喜利的な「VRがもっと普及進歩したら」という流れの中で、ちょいと気になったお話を。ああこれは、多分にあり得るし、需要もこれから増してくるのではないかな、という気がする。
母方の爺ちゃんは大往生する直前までは農作業もしてたし旅にも出てたけど国内どまりだったので、かーちゃんはそのかわりに海外行きまくって爺ちゃんが見れなかった景色をかわりに見てるのかもしれない。そろそろヨーロッパコンプしそうな勢いだし次どこいくんかな。
— 原田将太郎@夏コミ新刊書店委託中 (@harashow_LLcorp) 2016年10月13日
他にも危険な紛争地域だから行けない場所やもう失われた歴史上の景色とかを再現して体験できるようになったらいいなと思いつつ赤い服のねーちゃんに見とれるネオみたいな事もやりたい(・~・) 可能性はいっぱいやでぇ。
— 原田将太郎@夏コミ新刊書店委託中 (@harashow_LLcorp) 2016年10月13日
仮想現実とか人工現実感と翻訳されるVRは、基本的に現在その場所では実現不可能な体験をさせてくれる技術なのだから、その再現技術が進歩すれば、色々なことが可能になる。まぁ、SFなどでよくみられる臨死体験とかいうのはさておくとしても、さまざまな事情で外回りや遠征ができなくなった人に、それに近しい経験をしてもらうとか、今は足を踏み入れることができない(位置的に、時系列的に)場所へ訪問するとか、色々な可能性が出てくる。
無論、エンタメ系の話が先行するのだろうけど、医療方面とか観光分野などでも、切り口次第では面白いことができそうな気がする。データ化のコストダウンが測れれば、建売だけでなく賃貸の住宅展示なども飛躍的な進歩を遂げそうだよね。VR内覧とかさ。
......まぁ、VRで慣れてしまうとますます現実は要らないとする意見が出てくるとか、逆にVRで憧れを抱いてますます現実でやってみたいと無理を言い出してくるなどの問題も出てくるけどね。あと、VRはあくまでもバーチャルなのでリアルとは別だから、疲労などの問題もこれから検証する必要があるのだろうな。岡崎二郎先生の漫画の仮想オフィス的な話「オフィス」にもそんな問題が指摘されていたな、と思い出すなど。
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