フリーランス食えるっていうか、率直にいうと、すごい儲かった。自分のスキルの換金方法としては、これが正解だったよ。 今、フリーとしては一時目標喪失みたいな状態になって、ダラッとしてますけど。 フフ・・、私知ってる。これ、危機感を取り戻した時、もう崖からオチてる状態で、助からんやつ
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2016年11月4日
いいかい。フリーになって駆け出しの頃「いくらですか?」と言われたら、頭に浮かべた金額の2倍を言うんだ。考えるな。無心でx2するんだ。月20万あれば生きれるな、と思ったら40万って言うんだ。毎月入る20万は生きていけるが、たまに入ってくる20万だとムリだよ。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2016年11月4日
ある程度、仕事がこなれてきたら。具体的には複数社から依頼を貰えるようになって、選べるようになったら、どんどん上げていこう。 ポイントだけど、取引先が一社だと、単価は永久に上がらない。フリーランスが切れるカードは「この仕事はしない」の一つしかない。単価は仕事を断る事で上がる。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2016年11月4日
フリーランスのお仕事、自由業・自営業とでもいうのかな、には多種多様なものがあって一概には言えないのだけど。自分のスキルを活かして生きる、傭兵みたいな感じの人は多分に、自分のスキルを換金する方法の一つとして、面白い話を。頭に欲しいと浮かんだ額の2倍を相手に要求しようというもの。
これ、結構理にかなっている。正規社員ならば定期収入で勘案しがちだけど、フリーの場合にはお仕事が無い時もある。その時は基本的に無給(印税などがあれば話は別だけど)。そのすき間すき間の無給状況をあらかじめ想定しておき、多分なお金を要求する必要があるし、しなきゃいけないってこと。これ、凹凸が激しい自然エネルギーの発電方式と同じ(ただし電力は貯金ができないのでやたらと面倒なことになる。揚水発電的な貯め方もできるけど、効率は悪いしコスト的に割が合わなくなる)。
そして仕事をたくさんもらえるようになったら、よりよいものを選んでいくのも正しい話。一社だけだと単価を上げるよう交渉したら、それがかなってもその分仕事量が減らされるなんてこともある(会社側が「コストが安い別の人に頼もう」っていう選択をしてくる場合があるから)。無論取捨選択の決定の際の要素は単価だけではなく、安定性とか信頼性とかもあるけど。
また、複数の選択肢、仕事先があるってのは、危険分散の意味でも役立つ。突然倒産、支払い遅延なんてことが無いとは言い切れない。
具体的な金額書いてますけど、目安ですから。しかも5年以上前ですし。請け方によって変わりますし、安いときもあれは、高いときもあります。時価ですよ。誰も依頼してくれなければ、下げます。ただ、請負の値段下げても、ジリ貧しかない。ポートフォリオ強化して、顧客を開拓した方がいい。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2016年11月5日
「対価これだけ欲しい」と言うのと同時に、絶対やるべき事がある。作品・実績をしっかり見せること!
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2016年11月5日
高単価は先方にとってはリスク。率直に言えば嫌なわけ。安い方がいいに決まってる。それでも「高いけどこの人がいい!」と言ってもらうには、ポートフォリオしかない。ないとただのおっさんになる
そして当然、商品こと自分の技術を売る側としては、常に修練して商品価値を高めていくことを忘れてはいけない。経験を積んで生成物を積み増していけば、それだけで自分の価値を高められるけど、それに満足してはダメ。より多く、より良いものを作り上げていく。ナンバーワンはムリでもオンリーワンを目指していけばよい。それが無理でも、できうる限りのスキルアップ、腕の向上を目指し、ワンステップでも上の、よりよい市場への足掛かりをつかんでいく。不味いラーメンを出し続けて客単価を上げたいってのはムリな話で、少しでも美味しく、種類を増やし、サイドメニューも充実し......的な。
「「高いけどこの人がいい!」と言ってもらうには、ポートフォリオしかない」。これ、すごく大事だよね。
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