3Dプリンタと制作したCADデータと販売商品と

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レンジキット、要は少数量産用のガレージキットの類の模型を目に留め、LDDでデザインをしてパーツを取り寄せて実態を創るレゴの創作系作品と似ているなあ......と思ったところから発想した妄想。ガレージキットはレジンキャストなどを使って量産をするわけだけど、現在も技術開発と廉価化が推し進められている3Dプリンタがさらに普及浸透するようになったら、3Dプリンタ向けのデータを創ってパーツを出力し、それをキットとして売り出すのも当たり前になるのかなあ、とか思ったり。

いや、確かすでに即売会の一部ではそんな話もあったような記憶がある。先の「浮き出るしょうゆ皿」もデータがあれば少数量産は可能だし。ただ現状では、3Dプリンタの性能の方が、イメージ通りの品質や量産化を果たすまでには至っていない。企業所有レベルのものならばある程度は可能だろうけど、それでは個人の利用は不可能。

3Dプリンタがそれこそ今のスマホや年賀状印刷機とすら化しているカラープリンタ並みに高性能で低価格となったら、どのような世界が開けるのだろうか。データを非公開にして出力したモデルを販売するようになるのか。本体部分のみは実体として売り、オプションパーツはデータ販売にするとか。逆でもいいけど。ミニチュア系の色々なエンタメ部門で活躍しそうな気はする。


......という話をしていたら、実はすでに一部では実現化してるとのこと。確かにミニ四駆は3Dプリンタとは相性がよさそうだ(材質次第で重量が随分と変わってきそうだけど)。

先日のしょうゆ皿の話も合わせ。図面データを自在に転送でき、そのデータを元に立体化が可能という手法が使えるのは、色々な可能性を見せてくれそうで、今後の普及浸透が非常に楽しみであることに違いは無い。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年11月27日 06:51に書いた記事です。

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