Amazon、公正なレビュー目指しガイドラインをまた更新 - ITmedia ニュース https://t.co/VJ7Q0REONn 「Amazonで購入していない商品についてのレビューは1人当たり週に5件までとした。」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月29日
通販サイトに購入者のコメント、ネット口コミ的なものを投稿できるようになって、利用者の感想をダイレクトに確認した上で商品選択が可能になったのは、消費者にとってはプラス......となるはずだったのだけど。すべての利用者が想定された通りの行動をするとは限らないし、全員が善人であるはずもない。
先日商品受け取りの際の確認メールで「評価をよく書くように」的な話を、ウソの説明で半ば強要したという話を取り上げたけど、そこまで悪質でなくともよいレビューを求めるプレッシャーは多々あるし、それを期待した上で(暗黙の了解的な感じで)商品を無料で提供するからコメントを書いてね的なパターンも多々見受けられるようになった。当方が前日調達した簡易加湿器でも、その類のコメントが複数あり、それを避けて精査するのが結構面倒くさかった(中には「商品提供の上でコメントしています」と書かねばならなかったのだけど、それをそのまま書くと読み手に避けられるのか、その部分だけ英語で書いてあるのもあった)。
で、それでは太鼓持ちのコメントばかりとなり、公正なレビューにはならなくなり、アマゾン側としては困ってしまう。そこで色々と改正をしている次第。今回はその一方策。
すでに10月の時点で無料・割引提供された商品のコメントは掲載しない、登録しちゃだめだよ的なルール改正はなされていたけど、今回はさらに「アマゾンで購入していない商品(=本当に購入したか否かを確認できない商品)」のコメントは週5本までと制限することとなった。ただしAmazon Vine、書籍、音楽、動画は別物。他ルートでの購入が多々あるからなのだろう。
掲示板などのコミュニティでは必ず生じる、この類のやらせや意図的な情報操作の問題。先日から問題視されている某医療関係の情報サイトも突き詰めれば似たようなインチキの手口ではあるのだけど、この辺は結局のところ、イタチごっこを繰り返して少しずつ良くしていくしかないのだろうなあ、と。
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