情報系学部1年生の子供から「連載が難しすぎる」と意見があったのでやさしめのネタで行ってみましたが、どうでしょう?(^^; → 第778回:バースト転送 とは - ケータイ Watch https://t.co/iJqEAXGTSK @ktai_watchから
— 大和(で)哲 (@deyamato) 2016年11月1日
これは以前も似たような話をした記憶がある。橋本治氏の「男の編み物(ニット)、橋本治の手トリ足トリ」で毛糸の買い方から教示した云々ってやつ。ネットスラング的なものとして「いちからか、いちからせつめいしないとだめか?」があるけど、悪意無しに一からどころかゼロから説明した方が良い場合も少なくない。
というより初心者向けのガイダンスを創る際に、いちから、むしろゼロから始めるような手引きって、あるようで実はさほどない。読む人がどの辺のレベルにいるのかの想定ってのは、案外難しいのだけど、同時に軽視されている。小学一年生に入る子供たちはそれなりに日本語を知っているし社会通念も相応に認識しているのが前提なのだけど、仮に日本語も分からず、日本の常識、社会的倫理感も把握していない子供が入学したら、戸惑うことは必至。そのような状況は、どのような初心者にでも存在しうる。
「ケータイ用語の基礎知識」は比較的わかりやすく書かれてらっしゃるなあと思っているんですが、それ以上のスピードでIT系に疎い層にも込み入ったサービスや技術の様態が普及していってるのかなあ、とかそんなことを考えてたりします。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年11月1日
と、考えると理解のための共通認識、のさらに一歩手前のかみ砕いた媒体って必要なのかなと。まあでもそういう前提的な所は別の媒体の役割かもなあと思うわけですが(そうしないと専門性が下がってしまう)
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年11月1日
@yrik 情報処理に限らず幅広い分野を取り上げてるというのもありそうですな
— 怪しい隣人3日目(土)東2V16b (@BlackHandMaiden) 2016年11月1日
@BlackHandMaiden 私はこの連載好きなので、一つレイヤ下げていくと今度は物足りなくなっちゃいそうで。うん、バランスって難しいねって思う次第です(FGOの方を見ながら)
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年11月1日
たぶんこういうのってNHKの「きょうの料理」が「今日の料理ビギナーズ」派生させたのと通ずるところあるよねと。 https://t.co/nhDTa3rR87
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年11月1日
指摘の通り、対象領域が社会一般に普及浸透してくると、当然事前に知っておいて欲しい事、認識してしかるべきことを把握していない人も手掛けるようになるケースが増えてくる。「この話は100のうち最初の10はあらかじめ知っている上で」が暗黙の了解なのに、10どころか5すら分からない人も足を踏み入れる可能性が出てくる。つまり、1から10までの領域をカバーする何かが需要として発生することになる。「あなたが知ってるその事を 相手が知っているとは限らない」ってやつ。
これって色々な意味でのヒントになるよなあ、という気がする。もう少し色々と余裕が出てきたら、手掛けたい分野、試してみたい方向性の一つだったりするんだな、これが。
コメントする