今幼稚園児の甥っ子が、「チャンネル回すタイプのTVの絵」がテレビだと解らなかったですからねマジで... https://t.co/l9mHVTU1Yo
— 匣河豚工房 (@hakofuguf) 2016年11月2日
今朝の「ゼロから」でふと思う。スマホの浸透、固定電話の普及率の低下で、固定電話を利用する、見かける機会すら減っている現状で、今の子供達、もしかすると大学生ぐらいまでにおいて、公衆電話の正しい使い方が分かる人はどれほどいるのかしら。緊急時に使い方が分からないケースもあるかも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月2日
先のガチャガチャダイヤル式のテレビの話も合わせ、いわゆる加速化する技術進歩に伴い従来では考えられなかったようなスピードで世代間の情報断絶が生じている件の一例ではあるのだけど。
緊急時の連絡手段として公衆電話が重要であることは周知の事実ではあるし、実際先の震災では大いに活躍した。また、個々が防犯用として子供向けケータイとかスマホを持っていたとしても、電波が届かない場所に居たりとか無くしたり奪われたりして使えない状態にあった際に、公衆電話があれば...という状況も考えられなくは無い。また、犯罪的な緊急事態で無くとも、連絡をしたいのだが公衆電話の利用以外に手立てが無い状況に追い込まれることもある。
ただその時に、目の前にある公衆電話を正しく使えるだろうか、という疑問が。
固定電話、ましてや公衆電話を使った経験がある世代はまだいい。記憶をたどっていけばよいのだから。でも、物心ついてから今現在までに、公衆電話を使った機会がほとんどない人、さらには皆無の人も増えているはず。電話そのものは知っていても自分のスマホや従来型携帯のみ、自宅に固定電話も無いとか、あったとしてもほとんど使っておらず、ましてや料金を投入して使う公衆電話は、視界に留めていたとしても利用経験が無いって人も随分といる気がする。
似たような話としては消火器の使い方がある。いざというときに使い方が分からずパニックにならないように、一度や二度ぐらいは使い方に目を通し、できれば実用訓練を受けておく。これと同じような訓練が、あるいは公衆電話に対しても必要なのかもしれない。
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