"いやらしくない!"~お金の教育~|NHK NEWS WEB https://t.co/qnzultU3Er 「お金の話は"いやらしい"ことではない」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月5日
先日ちょいとリツイートされてきたお金関連の教育のお話。お金の話は汚い、下賤だ、汚らわしい、野暮だ的な感覚が日本では結構強いようで、昨今では大いに違和感を覚えるようになった。お金がないけどこれだけのことをしてほしいとか、対価は出せないけど社会的貢献をさせてあげるから別にいいよねとか、(十分な対価も提供せずに)人手が集まらないけどどうしてだろうとか。
お金は物事を正確に差し図るものさしの一つ。それが全てでは無いけれど、分かりやすく、意思疎通がしやすい。同じ内容で時給300円と時給2000円だったら、どちらのバイトを選ぶだろうか。すぐに判断ができるよる。
それを汚らわしい、いやらしいとして触れないのは、詳細を誤魔化そうとする思惑があると見るべきだろう。仕事の話をする際に、対価報酬に関して聞くと話をうやむやにする、具体的な数字を出すのを嫌がる相手を、あなたは信用できるかな?
先日外食やタクシーの話をRTしましたが。お金はリソースですので、それに余裕が出てくれば、行動にも余裕が出て、手を伸ばせる範囲が広がるのです。同時に新たな出会いの可能性を底上げする。本人の能力にもプラスとなる。社会全体の活力向上にも役立つ。余裕とは勿論一時的ではなく経常的なもの。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月5日
お金で買えないものがあるのは事実だけれど、お金で解決できることのほうが圧倒的に多い。
— プレーンビスケット@タウイタウイ泊地 (@plain_bis) 2016年11月5日
むしろお金で解決すれば済むことを、お金以外解決しようとするから面倒なことに... https://t.co/ux2fPoM6HU
「お金で買えないものもあるッ!」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月5日
『つまりほとんどのものはお金で買えるのですよね』
「お金で買えないものこそ、大切なんだッ!」
『それは他のものをお金で買ってからでも手に入れられますよね』
「(ぐんにゃあ)」https://t.co/T4cGz5IFQC
(「お金で買えないものもある」云々の主張をされている方は多分に、「お金は下賤」な発想をお持ちなのか、お金の概念、存在意義を十分に理解されていないだけかと思います。不幸なお話には違いなく。それは時計の読み方や物差しの使い方を知らないのと同じなのです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月5日
ちょいと話の時系列や本筋、トリガーとなったものは変わるけど、お金周りの話として合わせて。結婚や少子化問題も結局のところ、お金が一番シンプルで打ちやすい手立てに違いなく。
この類の話をしていると、多分に「お金が全てではない」との反論をいただく。それは事実。お金をいくら積んでも不死身にはなれないし、宇宙旅行をして10分で火星にまでいくことなんてのもできない。ただ、お金は多様なモノやサービスに置換できる指標であり、ツールであり、リソースであることから、大よそのモノは取得可能。そして「お金で手に入らないものも」も、それが何らかの形で取得可能ならば、大抵はお金で他のモノを手に入れてからでも手に入る。
指摘している通り、お金の役割とか概念辺りを理解していれば、このような不毛な話自身、出てくるはずはないのだけどねえ......ある意味、不幸な話ではある。
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