永谷園のお茶漬けに東海道五十三次カードが復活

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株式会社 永谷園(社長:飯塚 弦二朗、東京都港区)は、1965年(昭和40年)~1997年(平成9年)の約30年間、お茶づけ商品などの主要商品に浮世絵等を印刷したカードを封入していました。「東海道五拾三次」や海外の名画を「東西名画選カード」シリーズとして展開。希望のシリーズがフルセットとして当たるプレゼントキャンペーンは、大変ご好評いただきました。近年の日本文化への注目度の高さから、その名物企画を復活し、お茶づけ主要商品を対象に「東海道五拾三次」カードを封入した商品を2016年11月より順次発売いたします。併せて、「東海道五拾三次カード」フルセットが当たるキャンペーンや新CM放映を開始しますので、ご案内申し上げます。

今や歴史的アイテムとして知られるようになった、当方もどこかで入手したようで掃除をしていた時にぽろりと出てきた、永谷園の東海道五十三次カード。今の食玩的な、スナックについてくるヒーローもののカードの走り......というか大人向けのような存在で、ちょっとリッチな感を覚えさせる。そのカードが再び同梱されることになった。

今回のリリースでちょっと驚いたのは、そもそもなぜかつての永谷園商品でカードが同梱されていたのか、その理由が書かれていた事。いわく、

64年前の1952年に発売した「お茶づけ海苔」は、現在は生産工程の大部分が機械化されていますが、50年程前までは人手をかけて生産を行っていました。当時、商品の検査確認の意味で、確認印を押した無地の検印紙を封入していました。その検印紙を有効利用することにより、お客様がご家族で日本文化・芸術に興味をお持ちいただき、文化普及の一助になればという想いから、伝統的・芸術的価値の高い絵画を検印紙に印刷したのが始まりです。

とのこと。つまり、資源の有効活用と文化啓蒙の意味合いがあったわけだな。こりゃ風流で粋だね。

今回改めて同封されることになったのは、お茶漬けシリーズのみ。さらに以前有名だったらしい、フルセットのプレゼントキャンペーンも実施されるとのこと。うれしいのは


との指摘にある通り、カードそのものを傷つけることなく応募ができる仕様になっていること。お茶漬けを愛する人には、さらに食が進む理由が出来たってことかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月11日 07:09に書いた記事です。

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