「好きなこと」よりも「得意なこと」をする方が自分にも他人にも有益だという話

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先日も糸井重里さんや任天堂の元社長の岩田聡さんの言及に絡めて、似たような話を取り上げたような気がするけど。「好きなこと」と「得意なこと」の仕切り分けと開き直り......というと言葉に語弊があるけど、悟り的なものは必要かな、と。得意なことを続けて人生が楽しくなるのであれば、それが好きなことにもなる気もする。


案外「自分が得意なこと」ってのは、自分自身では分かりにくいもの。だからこそ、それに気が付いた時には、他人がなかなかでき難いのに自分がするりとできてしまうことが分かった時には、それこそ宝の地図を見つけた時のような対応をするべきだな、と。

ただこれって、指摘されている通り、自分にとっては当たり前の話なので、それが他人には難しいってことが分かりにくい。だからこそ、それを認識するために、普段からアンテナを張り巡らせておく必要があるし、可能ならば積極的に多数の人と接することが欠かせない。それだけ自分との違いを確認できる機会が得られるからね。

自分にとって「得意」なこと、でも他人にとっては「特異な」なこと。それをつかみ取ることができれば、よりよい人生を歩むチケットを手に入れたも同然なのかもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月14日 07:41に書いた記事です。

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