タイムシフト加えるなら朝ドラや真田丸は再放送、BS足さないとフェアじゃないよね。 https://t.co/4YqxjIQL1V
— ゴッドホース (@godhorse) 2016年11月14日
ですよね。あるいは「リアルタイム」「タイムシフト」「再放送・他局での時間差放送」それぞれの視聴率を独自算出とか。タイムシフトはリアルタイム以外の視聴の一様式でしかないわけですし。https://t.co/3cYl1eMLCN
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月15日
むしろ逆で、BS加入者増加後押しの方が優先順位が高いのかも、です RT @sander786: 横レスですがNHKが日曜夜8時の視聴率にこだわるのなら、その1時間前にBSで本放送をする理由が分かりません。再放送ならよく分かるのですが
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月15日
先日の【タイムシフト視聴を加味した統合視聴率の速報が出たよ】で紹介した、ビデオリサーチによるタイムシフト視聴率の話。ちょっとカッコよい言い回しであり、ニコ動では「時間をずらして再生する機能」で用いられていることもあり、「あとでリアルタイム視聴をする」意味にとらえられている感はあるけど、実のところ生放送中の放送を録画しておいて、後で再生して閲覧する人による視聴率を意味する。これ、具体的に生放送からどれくらいの期間まで間なら視聴率に加わるのかとか、二度三度見た場合とか、色々とややこしいことになりそうな気がするのだけど、それはさておくとして。
先日の記事に関してこのようなツッコミがあり、色々となるほど感。リアルタイムの放送を録画してあとで閲覧するタイムシフトを視聴率に加えるのなら、再放送やBSのような他局での放送は加えないのかなあ、と。
そもそも視聴率にタイムシフト視聴率を加えて統合視聴率などという概念を設けたのは、表向きは番組の人気度合いを示す指標としての視聴率において、タイムシフト視聴が増えてきたから本来の人気ぶりが測りきれないというものがある。他方、本質的にはCMを出稿する価値があるか否かの物差しとして、ぶれが生じているかもしれないというのがあるのだけど。
タイムシフト視聴の場合、多分にCMはスキップされるのだよね。ところが今件タイムシフト視聴では、その辺りが一切加味されず、そのまま視聴率として合算されてしまっている(リアルタイム視聴との重複は除かれているけど)。他方、BSはちょいと分からないけど、いや、「真田丸」の件ではマイナス影響が出ている云々ってのがあるので別計算だな、別局で放送されていたり、再放送されているものがどのような計算になっているのか。
今まではリアルタイム放送にCMが付随している場合、必ずそれは視聴されるのが前提であり、当たり前だった。CM中席を外すとかはあるけど、CM中はテレビを消すとかはムリ(いつ番組が始まるか分からないし)。その前提が半ば崩れているタイムシフト視聴で、同じような物差しを使うこと自体に問題があるし、それならむしろ他局放送や再放送のカウントを先行した方が良いような気がする。
いやむしろ、モニタ世帯でのテレビ視聴動向の詳細を精査できるのなら、各番組毎にどれほどCMが表示されているのか否かを確認した方がいいのではないかな。
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