秋田の個展、香川から両親が観に来てくれてあまりの規模の大きさに驚愕&大変よろこんでくれたんだけど、父の「陽子、もう十分やで。これ以上がんばらんでええんやで。辛かった時期もあったのに亨君と二人でよう乗り越えた。とにかくこれからは体を最優先してな。」って言葉は凄くこうなんかキました。
— 日本橋ヨヲコ★⑳周年記念Tシャツ11/9 (@yowoko) 2016年11月26日
ネット界隈では「お前がそう思うのなら」で始まるカットがダイナミック有名になった、でもそれだけじゃなくて作品全般からほとばしるスピリッツにはびりびり来るものがあるから、是非一読をワールドワイドでしてほしい感のある「少女ファイト」の作者である日本橋ヨヲコ先生。個展が開かれた際の感想と自らの実情をつらつらと語ってくれたけど、色々とうなづける、覚えおきたいお話だったので、覚書も兼ねて。
体を最優先に、との言葉は、自分自身も幼いころから、そして大人になってからも色々と経験しているので、痛いほどわかる。しみいる言葉。走馬燈のように......ってまだ鬼門行きをするわけじゃないけど、よみがえってくる。
いつも父は「辛くなったら漫画家辞めて帰ってきたらええんやからな」で、私は「いやでーす」だったのが、「どうあがいてもこの職業を続ける覚悟はわかった。もう辞めろとは今後言わないけど、そのかわり体だけは誰も守ってくれんから自分で守ってくれ」ってなったので「はい...」って素直に思えました。
— 日本橋ヨヲコ★⑳周年記念Tシャツ11/9 (@yowoko) 2016年11月26日
わたしは睡眠障害があって体調が不安定なのと、尾てい骨が生まれつき少し変形してるので長時間座り続けるのがきついんですよね。自分のキャパオーバーになる仕事量がはっきりわかってるので「無理です」って断るのは得意なほうなのですが、そうもいかないときはやっぱりガクッと崩れます(つづきます)
— 日本橋ヨヲコ★⑳周年記念Tシャツ11/9 (@yowoko) 2016年11月26日
(つづき)逆にわたしが屈強で健康だったら無茶な仕事量を受けてとっくに死んでた気がするんですよね。体の弱さのおかげで致死量の体感がわかるという。なので量産はできないけど丁寧にゆっくり描かせてもらえたので20年続けられたと思います。新人さん、無理だと思ったら休んでね。いのちだいじに。
— 日本橋ヨヲコ★⑳周年記念Tシャツ11/9 (@yowoko) 2016年11月26日
少し時間に余裕があってジムで筋トレできてるときは調子いいんですよ。修羅場になって動けないと半径5km以内で体力のないトップ10に余裕で入るので、散歩→スクワット→ジム→バーベルスクワット→アブローラーって徐々に運動強度あげていくんですけど修羅場開始でリセット&ループが切ないんだな
— 日本橋ヨヲコ★⑳周年記念Tシャツ11/9 (@yowoko) 2016年11月26日
ここで休んで運動しておかないと不眠で確実に破綻するというのがわかってるのでいつも先に休みをお願いするのですが、ぎりぎりまでがんばってから決めてよって方針になると完全にアウトなんです。少し前にそれで高熱&胃を壊しちゃったので、申し訳ないけど出来る限り自分のペース守らせてもらいます
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