デアゴスティーニの新作は人体模型。その発想はありそうでなかった

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「おしえて!おしゃべりガイコツ」はお子様向けの知育マガジンシリーズです。人体の仕組みや、"大人と赤ちゃん"、"動物と人"のからだの違いなどを、人体模型「ホネッキー」を組み立てたり、マガジンを読んだりすることで、学ぶことができます。毎号付属するパーツを少しずつ組み立て、身長90cmのしゃべる人体模型「ホネッキー」が完成。本シリーズでは、心臓や各内臓パーツも付属します。

人体模型というと小学校の理科関係の教室には必ずおかれている、そして学校のオカルト話には欠かせない存在の、標本模型。人の構造を知るのには非常に良いモデルには違いないのだけど、体の内部構造などの概念が今一つつかみきれていない子供の時分には、とても怖い存在であったのにも違いない。自分の体の内部がこんななのかなと思うと、やっはり言葉にしがたい恐怖感を覚える。

で、その人体模型を創ろうというのが、今回発表された週刊 『おしえて!おしゃべりガイコツ』。単純な人体模型だとやっぱり怖いからか、顔はプリチーなスタイルにして、しかもしゃべらせるギミックまで。ICチップとしゃべる機構だけはかなり売れそうな予感。

果たして70号すべてを購読してモデルを完成させる人がどれだけ出てくるのか。やはり一度すべてを販売し終えた後、コンプリートセットを別途販売した方が良い気もするのは当方だけだろうか。

しかしこの切り口がアリなら、今後学校の備品周りで似たようなコンセプトの「週刊●×」が登場しそうな気がするな。週刊二宮金次郎とか...ってそれはムリか。

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このページは、不破雷蔵が2016年11月30日 06:48に書いた記事です。

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