フランスのパン屋がバッグに入れやすいU字型のバゲットを販売https://t.co/avCPDXyFtN
— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) 2016年11月24日
買い物袋からはみ出させて帰るの、やっぱり不便だって感じるフランス人もいるんだな...... pic.twitter.com/WD8hciJJuT
日本のパン屋さんで見かけるフランスパンですら結構長めなんだけど、レゴのアイテムとして登場するフランスパンを見ると、どう見ても日ごろの実物のパンよりも長いよなあと思ったりするし、実際に海外のフランスパンも「なにその長物」といった感想が出てしまう。「フランスパンは打撲武器」とか「長刀」と表現してもあながち間違いではないような、それほどの長さ。
これだけ長いと持ち運びとか大変だよね...と第三者的な立場ですら思うのだから、普段から買いなれているフランスの人たちも同様なのだろう。昔からこの長さだから仕方がない、としても。
ということでバッグなどに入らない場合には二つ折りにされることも多々あるようで、だったら最初から折り曲げて焼けばいいじゃんという、コロンブスの卵的な発想で生み出されたのが、Uの字型のフランスパン。なんか巨大な首枕というか磁石のような形にも見えるけど、やはり「その発想は無かったわ」という感じ。
パンの名前は baguette du motard。直訳でライダーワンド。仏語の記事ですが La baguette coupée en deux, c'est fini: voici la "baguette du motard" https://t.co/cuOMOX3WUh pic.twitter.com/g0XimIePLh
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月25日
商品名はバケットバイカーとも。バイク乗りの人がフランスパンを購入する際、バイクのカゴに入れると二つ折りしなきゃならないことが多いので、だったら最初から折り曲げた状態で焼けば良いとの発想からのもの。価格は1.00ユーロで通常版の0.95ユーロよりちょっとお高め。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月25日
Facebookの投稿 https://t.co/hnjhTGpmS7 が元ネタで、お店のFBページは https://t.co/kkG68UFc5f Boulangerie LE DARZ という名前。この自由な発想はステキナイス。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年11月25日
もしかしてネタとかフェイクの映像かもなあ......ということで色々と調べたところ、実在するものだった。パンの名前はbaguette du motard(ライダーワンド)とかバケットバイカーとか。要はバイク運転手向けのパンって感じ。バイクのカゴにフランスパンを入れようとすると長くて邪魔でヤバイので(徒歩の場合はまだ何とかなるけど、バイクなどだと空気抵抗の問題もあるからね)、折って運ばねばならないケースが多い。だったら最初からというのがアイディアの元ネタ。価格は通常のパンと比べてちょいと上乗せの1.00ユーロ。
日本で同じような発想による商品の可能性を考えると......あるとすれば、ネギとかゴボウ位かなあ。やはりぽきぽき折れてしまう。でもこんな感じに曲げて作るというわけにもいかないし。素直にいくつか折って運んだ方がよさそうだ。
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