去年一年間にインフルエンザで亡くなった人は2262人

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国勢調査の結果を受けて各種値がようやくアップデートされた人口動態統計の最新版の公開データをつらつらと眺めていて見つけた数字。一瞬目を疑ったけど、e-statのデータにも同じ数字が確認できたので間違いない。

毎年この時期になると流行が伝えられるインフルエンザ。風邪のちょっと強いバージョンぐらいのイメージしかないけど、実のところこれだけの死亡者が一年で生じている。5年とか10年の累積じゃない。交通事故の死亡者が5646人なので、それのほぼ4割。ちょいと冷や汗が出てくる。

他にも、餅を詰まらせたなどの不慮の窒息で1万人近く、転倒や転落では8000人近く、溺死などでは7500人ぐらい。これらの事案により亡くなった話ってのは、あまりニュースで取り上げられることが無いのでそれほど多いようなイメージは無いけれど、相当数が存在する。

この類の統計データは、インターネット上から取得できる範囲のものでも随分と掘り下げることができる。インフルエンザによる死亡者数だけでもかなり意外なところがあったし、実数値を知ることでより正しい備えへの気構えができるようになる。

この辺りの良い意味でのネタ話ってのは、色々と余裕が出てきたら少しずつで良いので、自分のサイトに記事的なものとして盛り込んでいきたいなあと考えている。

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このページは、不破雷蔵が2016年12月10日 07:05に書いた記事です。

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