「胃腸炎」で検索したら上位3つがすべてWelq(ウェルク)ですからねえ...... pic.twitter.com/N5CHKCiTfq
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月2日
「胃腸炎 食事」で検索したら上位10位のうち半分が、例のDeNA関連の記事だった......(´・ω・`)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月2日
先行記事でも言及した通り、胃腸炎と診断された当方ではあるのだけど。食事に関してどのような注意をすべきかを聞きはぐってしまった。まぁ、出るものがどんどん出るので体力を損なわないように、しかも胃腸が弱っているので消化のよいものを採らねばならないのはある程度認識できるのだけど......ということで「胃腸炎」「胃腸炎 食事」で検索したら、例のDeNAが運営し、内容に関して色々と指摘を受けてざくざく削除が成されたサイトがもりもり上位陣に。ああ、これはダメだ、ダメすぎる。
これは悪質系まとめサイトやパクリ系自称キュレーションサイトなどにもいえるのだけど、いわゆるSEOなどを駆使して内容の真偽性とかはまったく論外なレベルでも、検索エンジンで上位表示させることで、収益を得るというのが、一つのビジネスモデルとして確立してしまっている。グーグルの中の人もかつては「正しいことをしっかりと書き連ねる人を応援します、コンテンツイズキングです」とか言ってたんだけどね。そんな言葉はいまやどこかに吹き飛んでしまっている。公式のコミュニティでそのような指摘をしても「いつかは直してくれる」「少しぐらい芽をつぶれ」というイエスマンばかりの状況だったので、裸の王様状態なのかもしれない。
内容の真偽性を検索エンジンに任せるのは危険。その意見も一理ある。倫理機構的なものになってしまうから。一方で、このような問題が発生した際に、迅速な対応が成されないのもいかがなものだろうか。悪質系まとめサイトとかネイバーまとめとかのような、相関関係と因果関係を取り違えて、「沢山アクセスされているから正しいに決まっている。だから上位表示」との認識は、そろそろ改めないといけないような気がするのだけどね。
DeNAの医学デマサイト「Welq(ウェルク)」によって検索結果がめちゃくちゃになり正確な医学・健康情報が探せなくなったと騒ぎになっているが、製薬会社メルク(サイト名の元ネタはこれか)が無償で網羅的な情報を提供している。https://t.co/VMpaz69ybu
— kaoruww (@kaoruww) 2016年12月2日
実はメルクの医療情報は当方もよく参照している。これをはじめ、基本的には医療関係者、医療法人が提供したものでないと、医学系のはネタレベルでの信ぴょう性しかないと考えた方がよいのかもしれない。
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