@ranzosha ああ、「科学朝日」(昭和17年12月号)の巻頭グラビアページか。戦時中の爆風対策で窓ガラスに貼る紙テープは、科学朝日だと井桁+X型が良いとされてますなぁ。爆風に対して割れる事自体は防ぎ様が無いから、破片を飛び散らせず纏める効果の方を強調している、と。 pic.twitter.com/FiSm2tBy95
— 近衞騎兵 (@ranzosha) 2016年12月3日
@ranzosha 元々全戸でこれをやってたとは思いがたいとは思ってましたが、全くなしってのはまた間違いで、実際十数年前まで神保町に残ってた古い本屋さんのペントハウスに米印に紙を貼って、剥がさないままいる建物ありました。
— 紗汐 冴3日目東ニ-31a (@shiosae) 2016年12月3日
(´∀`)
実のところ実物を見たことはないのだけど、漫画や映画などの描写で、戦中の住宅などの窓ガラスに、ガムテープのようなものでバッテン印の貼りものがされているところはよく見たことがある。台風がやってくる時に、窓に木材をバツ印に打ち付ける描写と同じように、風などで飛ばされないように強度をアップするためのものかなと思っていたのだけど。
お話によると、窓ガラスが割れないようにするのではなく、割れても被害を最小にするためのものだそうな。ああ、なるほど。
針金が内部に入った強化ガラスも似たような発想によるものだろうけど、あれはガラスそのものの強度もアップされ、割れないようにする効果すらも期待できる。けどこちらはガラスそのものの強度のアップまでは難しいかな......と。まぁ、紙テープなら比較的容易に準備できるし、ハードルの低い防災対策には違いない。
それと指摘もされているけど、一度貼りつけると剥がすのが結構面倒になることも。戦後に至ってもそのままにしている場の写真も、探せば結構あるかもしれない。今はさすがに......半世紀以上も経過していると現存は難しいかな。
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