【年末クーポン大そうじ祭】世の中のいらないクーポン、ドミノ・ピザがピザ28%OFFで引取ります。他社や期限切れのクーポンでもOK!12/22(木)までhttps://t.co/KfIbl7jzM9 @dominos_JPさんから pic.twitter.com/dOOSBbBSOM
— ドミノ・ピザ|ひらけ、おいしさ。 (@dominos_JP) 2016年12月5日
ここ数年は毎年やってるのかな? ドミノ・ピザ恒例の年末企画。自社の期限切れだろうと他社のであろうと、どんなクーポンでも利用可能モードに突入というもの。効果は一律28%引き。ただ、他のクーポンや割引、特典、セット商品との併用は不可なので、購入スタイルによってはむしろお高めについてしまうかもしれない。この使い方の方がお値打ちになる場合において、せっかくだからという感じかな。
わはは。ある意味クーポンの本質 https://t.co/HcYUbTmmzp
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016年12月5日
以前、吉野家で松屋(だったかすき家だったか。要は強豪)のクーポンを出してしまった人の様子を横で見ていた。店員は、「あー、すみません、それ他店のですね」と当然の反応。しかしすぐに「でも、今回はOKです。次から、これ持ってきてくださいね」と自店のクーポンを渡した。すげえ正しい対応。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016年12月5日
結局クーポンなんてリテンションの確保だから、刷ってある内容なんてなんでもよくて、店側がわかってりゃいいんですよね。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016年12月5日
その昔聞いた話。90年代末、某バーガーチェーンで「プリントして持ってくるクーポン」導入の検討をしている時、「そんなので問題ないのか」と揉める中、同社のカリスマトップは一言。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016年12月5日
「お客さんが印刷代出して、しかも店まで来てくれるんだろ? 素晴らしいじゃない」
で、導入が決まったという。
で、これに合わせてのお話で、クーポンの本質は何ぞやというもの。無論これだけが真相で他は全部ネタとかいうわけではなく、あくまでも一つの意味合いとしてのもので、ものすごく納得のいく話。「リテンション」というのは顧客とお店側の関係維持、さらにはよりよい関係になるための方法論のこと。会員特典とか、低頻度の来場客に沢山来てもらうように「何回来たら一回タダにする」的なサービスをするような感じ。従業員を新規に雇って一人前にするのにはかなりのリソースが必要となるので、既存従業員の離反を防ぐために注力するのと似ているかな。あと、ツイート中の「強豪」は「競合」。あとで訂正が入ってた。
結局クーポンは何でもよく、お客が利用してくれればそれで良し。自社クーポンの利用でありがたいのは回収した時のリサーチがしやすいことぐらい。その点に目をつむれば、効果を優先するのなら、クーポンはなんだってよいわけだ。
この類の発想ができるかできないかってのは、やはり元々の本質的な部分と、経験の違いなんだろうなあ、そしてそれができるってのは「人財」に値するのだろうなあ、と思ったりする。
コメントする