free to playじゃなくて、Tier8ぐらいの値段設定だったらどうなっただろうね?という思考実験してみると面白そう。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
例の某有名スマホアプリそのものはさておくとして、それの料金体系をきっかけに改めて問題提起されるようになった、スマホアプリ......に限らずエンタメ全体の対価問題。ビジネスソフトなどではよくありがちな、無料で機能限定版・対価支払いをすると限定解除でフル利用ってのが、アプリゲームの一部界隈では非常識扱いされる云々に関して。まぁ、例のあのアプリについては、個人的には「元々存在する一定層の声ばかりが目立っているのに加え、その声につられてグレーゾーン的な人もそちらに傾いて声を挙げているだけ」ってのが多分にあると思うのだけど。
free 2 playのfreeの部分って広告みたいなもんなんですよね。制作費はタダなわけではないので。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
そう考えるとfreeの所で「もっと」っていう欲求喚起しないといけないんですけど、そのバランス感覚はめっちゃ難しいわけです。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
で、「もっと」の度合いもそのユーザさんのバックグラウンド(可処分所得やら時間やら)によって違うわけで、サービスによってはバックグラウンドに応じたペイができるようになってるわけですが、そこが一律一段っていうのは確かに挑戦的。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
だから人によってこの「値付け」は人によって強くポジティブに働いたり、強くネガティブに働いたり、みたいに振れ幅でかい評価を生むんですよね。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
で、欲しいのは売上なのか、アクティブユーザ数なのか、連動IDのアカウント数なのか。ってお話ですよ。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
後ろ2つであればこの後の新ハード含めて、面白い事できそうですねって話。できるかどうか、やる気があるかどうかってところは存じ上げないけども。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
もの凄く面白い思考ケース入れてもらえる点だけでも有り難いというか。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
たぶん『スーパーマリオ ラン』は買い切りゲームアプリの調査用で、次に予定されているファイアーエムブレムIPのやつは基本無料でカードガチャ的な仕組みの、どうぶつの森IPのは基本無料でアイテム課金のアバター系コミュニティの仕組みの調査用になってるんじゃないかな。
— MSRkb (@msrkb) 2016年12月16日
で、今件は色々と思考実験の良いネタにもなるし、広い領域での収益の得方を考える上で、良い材料と見ることもできる。さらに、実は任天堂自身が実証実験をしているのではとの指摘もある。
たぶんこれ、日本と北米、アジア他でそれぞれ結構顕著なF2P購買行動の差でそうな気もしてる。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
@Fuwarin 1200円で全ロック解除と、100円前後で1ステージずつ解除とどっちが良いんだろう。みたいな考え方もできますねえ。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
IPモノのサービスに関しては、この部分がこうなってるのは版権元の意思なのかな、開発元の意思なのかな。みたいな事を考えながら見るのも楽しいなあと思ってます。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
購入金額 5円。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
「勇者となった君は5円分の5ゴールドを軍資金として王様にもらいました」
「5ゴールドでひのきの棒と皮の帽子が買えるよ」
「あとは自分で稼いで装備を充実したりレベルアップの儀式を受けてね」
「お金は敵と戦って倒しても手に入るけど...『換金のお店』で現金と以下略」
後は、昔の「ゲーセン版ドラクエ」のように、プレイ時間を買うとか(°ω°)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
これは極端ですけど、課金は「時間短縮のための対価」という発想もあるのですよね。「艦これ」の資源調達が良い例です。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
@Fuwarin 3000円くらいで売って、クリアするたびに100円ずつキャッシュバックとかDLCの無料アンロックとかすればステージクリアのモチベーションに...
— TYULOW (@TYULOW) 2016年12月16日
@TYULOW キャッシュバックは法的な問題が絡んでくるかもしれないのでちょっと難しいかもですね。例のレンタカーとか駐車場の話ならともかく。ただ、アンロックの権利で代替するというのは面白い発想です。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
面白いものが、適切な値段でお客さんに届いて、作り手の生活もちゃんと保証される。言ってることはシンプルなんですけどこれを成立させるバランスって凄く難しいですよね。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
@Fuwarin この課金をしたらこれだけのメリットがある、お金をかける価値、ソシャゲの提供元への信頼性の低さだとおもったりします。課金への抵抗感
— J・K=24 (@jeikeiikoru24) 2016年12月16日
後は...意見をし得る考えを持つ属性における、意見を実際に第三者に披露できるハードルの低下と、それに伴う連鎖反応の部分もあるのかなあ、と。先に挙げた年金支給額への意見の記事も合わせ考えたりします。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
「全ユーザのうち、10%のユーザの課金で開発費用+運用費用(+次のサービスの開発費用)を賄うF2Pサービス」っていう感じで単純化してしまえば、例え100円でも90%のユーザさんにとっては高いんすよね。
— Takashi Kawai (@yrik) 2016年12月16日
「1200円で高い」の意見は
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
・遊びたいが高くて買えない
・遊んだ(遊びたい)がコスパが悪い
・遊んだ(遊びたい)が他のアプリと比べて高い(内容評価抜きに)
・遊ぶつもりは無いがコスパが悪そうに見える
・有料は全部高いのでこれも高い
・強い意思判断は無いが皆に追随
のどれかしら。
自分が欲しいものが金額面で手に入らない場合、「安くなるまで待つ」「あきらめる」「安い代替品を選ぶ」ではなく、「高いのは悪いから値段を下げろと声を挙げる」という選択肢を取るのは、どういう行動心理によるものかしら......「値切る」とはまた別なのですよね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
以前対応に苦慮した、「ゲームが高いので子供が手に入らないから、コピーを手に入れる。これは悪い事ではない」とした、保護者の方々の考え方と似ている気がします。何か正論(論理的に正しいか否かは問わない)を掲げて、自分の不満足な部分の解消の強要を正当化しようとする動き。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月16日
まぁ、色々と考えることは多いし、ターゲットとなる市場の動向にも多分に左右される。ちまたで話題に登っている「意見」が本当に無視できない数なのか、それとも単に目立っているだけなのかとかも合わせ、一連のあれこれを検証材料として考えると、非常にありがたい......という表現が正しいのか否かはともかくとして、有益な話には違いない。
「手間や時間をお金で買う」ってのは、ずっと昔のオンラインゲームから成されていた話ではあるし、極論としてはお金ってそもそもそのためのツールでもあるのだからね。
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