外出する人の割合過去最低...特に20代低下(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/KQRQzS1QoX #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月26日
昨年度、調査日に外出した人の割合は平日で80.9%、休日で59.9%と1987年の調査開始以来、過去最低となった。特に20代の休日1日の移動回数は1.43回と70代の1.6回を下回り、若者が以前よりも外出しなくなっていることが明らかになった。
この類の調査は民間企業のリサーチなどでは結構見かけるのだけど(例えば自動車などの関連会社とか)、官公庁で調査が行われていたというのは初めて知って、ちょっと驚き。外出する人が減っているってのは、理由は色々とあるだろうしそれは容易に理解はできるし納得もするのだけど、それが具体的に数字となって表れているってのはとても貴重。「それっぽいよね」だけでなく「この調査で具体的にそうだという結果が出ている」っての方が、言葉としての重みはあるし、色々と考える際に前提の土台が堅硬なものとなる。
一次資料は本日付けで国土交通省発表の 外出する人が調査開始以来最低に~平成27年度全国都市交通特性調査(速報版)の公表について~ https://t.co/oItDdkQUdU これはダイナミック面白い。詳細版のデータが出れば、それで論文が複数書けるぐらいの内容です。 pic.twitter.com/f1KMm9AgBk
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年12月26日
で、相変わらずこの類の報道って、具体的にどのような資料が基になっているのかは伝えていないので、色々と調べてようやく突き詰めたのが、これ。「平成27年度全国都市交通特性調査(速報版)」。速報ってことは後ほど詳細データと共に確定報がでるのだろうけど、速報時点でも色々となるほどなー、とかそうだったんだとか、やっぱりなあという感想が次から次へと出てくる。非常に役立つ資料には違いない。
定点観測的な調査のようで、過去からさかのぼった形でのデータも取得できそう。将来チェックをして、他の調査結果や推論の裏付けとなる解析をしたいところではある。ホント、じっくりと精査すれば、論文が山ほど書けそうな内容だよね、これ。
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