「お年玉は親が預かって貯金」の実態

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子どもの年齢が高くなるほど、もらったお年玉を子ども自身で管理させる割合が高くなっている。子どもに渡さなかったお年玉は子ども名義で貯金することが多く、「親がもらう」は少数派。フリー回答では「日頃から欲しがっていたゲームを買った」という、子ども自身がほしかったものを買うケースも複数見られた。

お年玉は子供にとって巨額に違いなく、浪費しないように保護者が貯金しておきますということでほとんど預かり、いつの間にかその口座自身が無かったことになってしまう......という話はネタだかマジだか分からないレベルのものとしてよく伝えられる。実際には親同士のお金のやり取りになるとの話も結構ある。では実際にはどうなんだろうか、という実情の一端を知ることができるのが、今件調査。

調査対象母集団は子供を持つ親なので、子供のお年玉の「真相」を知ることができる。その限りでは、やはり子供が小さいと親預かりとなる場合が多いけど、中高生になると全額を子供に渡したままとするケースが多い。

で、「全額親がもらう」ってのは5%ぐらいで、高校生になるとほぼゼロ。保護者が見えで回答している可能性もゼロじゃないけど、「お年玉は貯金と称して保護者が受け取る」ってのは、実例としてはあまりないと見てよいみたい。


子供のお金周りでもう一つ。定期的なおこづかいのあるなし。やはり年上になるほど定額こづかい制、小さいうちは必要な度にとか、物品などを直接買い与えるケースが多い。お金のやりくりを実体験して学ぶためには、少額でも小さい時から自分のお金を扱うってのは悪いことではないのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年12月27日 07:02に書いた記事です。

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