仕事や勉強が山盛りでツラい時には「経験値をためている」と思ってみる

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RPGと違って人間にはレベルや経験値のカウンターは存在しないから、自分自身のレベルアップってのがいつになるのかはマスクデータ的な感じで一切分からない。ゲーム感覚で「あと500の経験値でレベルアップだから、50の経験が得られる本を10冊読めばいいな」的なことができれば、どれだけ気持ちが楽になることか。いや、逆にツラいかもしれないけど。

ツラい時には逃げるのも一つの手ではあるけど、逃げ切れる場合もあれば、いつまでも追っかけてくる場合もある。この判断って結構難しいし、誤った判断は自身の身を滅ぼしかねないから注意が必要だけど(例えばブラック企業などの職絡みの話とかね)。

とはいえ、発想の方法論の一つとして、このようなゲーム感覚での切り口ってのは決して悪くない。

単に自分のGMが少々意地悪をしているだけで、しっかりと経験値は上乗せされているはずだ、レベルアップのラインがどこにあるかは分からないけど、確実に前に進んでいるはずだと思うことで、ちょっとは気持ちが楽になる。

それでもまだ辛みがハード過ぎると思うのなら、せめて経験値が目に見えてわかるように、自分が成し遂げたタスクを細かく刻んで、それを一つ一つ書き足していけば良い。これとこれとこれは終わっている、今これが終わったのでまた一つ書き足そう、的な。あるいは逆に、ずらりとタスクを書き記しておいて、終わるごとに線を引いて消していっても良い。書き足した分、線を引いて消した分だけ、自分はノルマをこなし、経験を得ていることになる。決してそれは無駄じゃない。

まぁ、確かに、効率の良し悪しってのはある。レベル100なのにずっとスライムを叩き続けていたのではなかなかレベルアップは望めない。要領よい攻略方法も、経験の中で取得していくように考えれば、ツラい目は少しだけ楽しいものになることだろう。

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このページは、不破雷蔵が2016年12月31日 07:59に書いた記事です。

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