VRは「もしもボックス」という発想

| コメント(0)


「もしもボックス」というのはドラえもんに登場する秘密道具の一つで、電話ボックス(ってこれ自身もすでに知らない人が増えてるかも)の中で自分が望む世界の形を語ってから外に出ると、世界がその通りに変わっているというもの。望んだ世界線にシフトできるという感じかな(シミュレーターみたいなものともいえるかも)。

で、VRも考えてみれば、その「もしもボックス」に近いものでは無いかという指摘だけど、これは確かになるほど感。できる方向性は限られているけど、好きな物理法則を設定した世界の中に自分を放り投げることができる。

「カイジ」に出てくる鉄棒渡りとか、重力が地球とは大きく異なる世界とか、模型の中の住民としての動きとかが、言葉通り疑似体験できる。物語の世界の中に入ることだって(設定が大変だけど)できるだろう。その中でスーパーヒーロー的な活躍だって不可能じゃない。周囲の時間の動きを自在に左右し、好きな時だけ自分が倍速で動けるってのもできるよね。

そう考えるとVRってもの凄く可能性があるし、面白い分野には違いない。もちろん指摘されているように、映画の「マトリックス」と同じで、現実とVRの中との境界線があいまいになると、色々と危惧しなきゃならないことも出てくるけどさ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年12月19日 07:09に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「銀行で見かけるパンフレット入れをレゴで再現してみたい」です。

次の記事は「感謝の意は念じるだけでは伝わらない」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30