↑ ヤングキングアワーズ2017年3月号
表紙は「鬼を飼う」。舞台となる時代と色合いが見事にマッチしててて、いい感じ......だけどなんか左中央に違和感を覚える存在が。「?」もあるし。なお今回月号では「ドリフターズ」はお休み。巻頭カラーは「ナポレオン」だけど、良い癖なのか悪い癖なのか、カラーとなるとこういう描写がもりもり出てくる。まぁ、だからなのか「ジオブリピンナップ」も巻頭カラーページ部分に。これは......。
「アルペジオ」。何の考えも持たない子供が経験を得て自我を持つに連れて、色々と派閥を有するようになる、と考えるとここ数回の話の流れが理解できるかも。しかし人生ゲームとは色々と意味ありげな。主人公が復活した時にどのような顔をすることやら。「超人ロック」はいくつかの平行時系列のうちの2つがつながりそうな感じ。トリビュートの方は「温泉ロック」。色々と卑怯で、タイトルだけで全部持ってかれた感。「鬼を飼う」はサブキャラの躍動。大人の会話ってこんな感じかな。居酒屋じゃないけど、良い雰囲気。そしてイヤな予感も。つくづく話の構築が上手いな、と。
「Mujin-無尽-」は先の一件から発覚した内情が少しずつ明らかに。動乱の世の中で策動する人たちの流れも。日本史で良く知られている人の名前も出てくるあたり、リアリティが。それに加え描写の丁寧さもあるのだろうな。「スーパーカルデジアンシアター」は毎回話の序盤とそれ以降のギャップが大きくて、作者は心底楽しんでいるのだろうけど、段々登場人物がかわいそうになってきた。「聖骸の魔女」は設定の一部の暴露っぽい話。これは確かに色々と複雑な。そして以前のアレとのつながりも。「野球+プラス」は最終回。なんだか描きたりなさそうな感じだけど、まあ仕方なし。
次号では天野シロ先生の新連載「アラサークエスト」。次号予告の対面ページでは「はやめブラストギア」であの人が思いっきり立ってるし、えーと次号はアラサー特集?
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