就任直後の支持率45%=歴代米大統領で最低―トランプ氏(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/V4YWuRR9cC #Yahooニュース 解説コメント済み。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月24日
大統領選で選ばれた大統領の就任直後の支持率としては、比較できるデータが残る1953年以降で最低。不支持率は過去最高の45%だった。
先日選出されたばかりの米国の新大統領トランプ氏に関する支持率の調査結果。ギャラップでのもので、一次ソースは容易に確認できた......ので、そちらも合わせ確認した上でちょいとばかり。
該当リリースはこちら Trump Sets New Low Point for Inaugural Approval Rating https://t.co/YYNcCPLn4Z 選挙前と比べるとマシですが、若干のバイアスありと見た方が無難かもしれません。 pic.twitter.com/dVMuhB3oVe
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月24日
大まかな属性別動向(支持率)を提示しておきます。
民主党派...14%、共和党派...90%、中立派...40%
大卒以上...37%、大卒未満...49%
18-29歳...38%、30-49歳...42%、50-64歳...49%、65歳以上...53%
白人層...56%、非白人層...22%
男性...48%、女性...42%
選挙前の支持動向がそのまま反映されている形です。
なお同社の1月4日~8日時点の調査では支持44%・不支持51%で、それよりは改善していること、45%の支持率はオバマ前大統領の任期8年間における平均支持率よりわずかに下回る程度で、不当な低さでは無いとのコメントもあります。
属性別の支持・不支持・意見ナシの実情も確認できるけど、それを見た限りでは大よそ大統領選挙の際の支持・不支持がそのまま残っているという感が強い。やはり選挙人の選挙が終わってから実際に選挙人が投票するまでの間の動向にも見られたように、総投票数ではクリントン氏が勝っていたことからも合わせ、民主党支持者、クリントン氏支持者、そしてリベラルに属する人たちの「本当はクリントン氏が勝っていた」「トランプ氏が勝つなんて許せない、信じたくない」とする思惑が強い感はある。あきらめが悪いのでそのまま支持率に反映された、といった感じ。個人的にはリベラルの反乱とでも評せるのかな......この辺りは後ほど別資料で。
各資料から出てきたデータは極力冷静に、客観的に見る必要があるのだけど、どうも感情論を振り回してあれこれする傾向が、大統領選挙周りでは強い感はある。それがバイアスを増長させているのだけどねえ......。
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