米国の若年層大卒率。オバマ政権では6割を目指していたとのこと。 https://t.co/KmWlLmgZOI pic.twitter.com/Uswtswh4Bb
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月18日
厳密には学士称号を最低でも一つは取得している人の割合で、日本の大卒とは微妙に意味が異なるのだけど、まぁ、似たようなものだということでここではイコールとしておく。で、その大卒率の若年層における割合の2009年から2016年への変移、つまりオバマ政権における動向が記されている。
ぶっちゃけ、景況感のダイナミック沈滞時期から回復時と重なるので、景気回復が少なからぬ要因であったことは否定しない。でも国策として意図的にプッシュしていたのは事実ではあるし、景況感の回復もまた政権によるところが小さくないから、貢献したとの認識は正しいと見て良いのではないかな。
で、2016年時点では25-34歳の48%が大卒。アジア系に限れば71%。経済的な問題とか留学してきた人とか価値観の違いとか色々とあるけど、男女別とか人種別の差異を見ると興味深い。女性の方が大卒率は高いんだ。
同じ資料から。諸外国の大卒率。「大学」の中身、社会的ポジションの差異もあるので一概に比較するのはリスクが高いのですが。 pic.twitter.com/11U5ygR6df
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月18日
で、OECDから取得してきたとされる、主要国の若年層大卒率。日本は韓国についで第二位、60パーセント。大学卒業の意味合いとか、学力の問題とか、就職できるか否かとはまた別の話で、高けりゃそれで良いってわけでは無いけど。これが逆に平均と比べて低いとフルボッコで叩かれる材料になるんだろうなあ、数字の意味とかあまり考察されずに......と思ったりもする。
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