米成人の84%は、自分が偽ニュースに騙されないとの自信がある https://t.co/zv38g6CTrj pic.twitter.com/LPxdzCliOG
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月3日
先の米大統領選で大いに問題視された、偽ニュースのウェブ上への、特にソーシャルメディアやブログへの展開に関わる問題。オバマ大統領が初当選した時にもこんな感じの問題はあったはずだけど、むしろソーシャルメディアを有効活用したって方ばかりにスポットライトが当てられてうやむやにされていただけな感はある。
で、Pew Research Centerの調査では「偽ニュースは昨今の情勢を判断する際に、判断を惑わせる、混乱させる」とする認識を持っている人は米成人の88%に達していた。これは当然の話といえる。しかしながら同時に、ほぼ同率の84%は「自分は偽ニュースにはだまされないとの自信がある」としている。つまり、ダマされて混乱するリスクは自認しているが、自分はまず大丈夫だろうという自負を持つ人で多分を占めている、と。
他方、政治的な偽ニュースを知らずに広めて後で気が付いた経験がある人は16%、ウソと知っていて広めた経験がある人は14%。 pic.twitter.com/biGizj0ePf
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月3日
さらに他方で、政治方面に限定しても、ウソのニュースと知らずにシェアして後でそれがウソだと分かったケースを体験した人は16%、ウソだと知っていてシェアした人は14%。双方いずれか一方、あるいは両方とも経験をした事がある人は23%に達している。
何なんだろうなあ......と頭を抱えてしまうのと共に、ダイエットをしなきゃならないのに、美味しいものだとどうしても食べ過ぎてしまう、食べたらいけないのについ食べてしまう、的な感覚も多分にあるのではないかな、と思ったりもする。
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