若年層のパソコン離れ、的な話

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最近は定期的に話題に登るようになった、若年層でパソコンを使っている人が割合的に減っているのではないかという指摘。直近のトリガーはどこかの国際調査で日本の若年層のパソコン利用率が低い的な値が出たのが広まったかららしいんだけど。コミケ周りでもこんな現象の話が出てきたので、興味深いなあという感はある。

もっとも今件に限れば、そもそも最近のパソコンではノートパソコンを中心に、CD-ROMドライブそのものが無いってのも多々あるから、単にパソコン離れ云々とは言い難い。USB-ROMで提供したらどうかな、という感じ。媒体の単価が高いから、同人系ではリスクも桁違いになるのでダメか。

で、個人的には若年層のパソコン離れ云々ってのは複数の要因があって、「スマホなどでネットの便益を堪能して満足する人が増えた」ってのが最大要因。無理して高値でパソコンの環境そろえなくてもいいし、的な。これは米国でも起きている現象。限定機能しかなくても、低いハードルで到達できるところで我慢してしまう的な。本格的な生ラーメンを作るのは面倒くさいので、カップ麺で我慢してラーメンなるものを堪能する...という感じかな。

他にも「パソコンを使う業務的、日常生活的領域が昔と比べて拡大し、『必要だ』とされるケースが多々生じるようになった。そこで問われて初めて『使えません』と判断される事例があちこちで生じるようになった」とか「中堅層から高齢層でもパソコンを使わねばならない場合が生じるようになって、自分ではできないから若年層に放り投げようとしたら、若年層もできなかったので『使えない』と騒がれるようになった」とか。色々な原因があると思う。

昔と比べ、パソコンが使えないと困る領域って確実に増えているからね。「スマホで十分」
ってのはあくまでもサービスを受給する側に限られた話。

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このページは、不破雷蔵が2017年1月 3日 07:52に書いた記事です。

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