【...地下に埋まっている遺構などが、地表の土や植えられた作物に影響し、土の色や作物の成長具合に差が出る...】
— 物々交換所 (@koukanjyo) 2016年6月4日
<多賀城内館館跡>空撮で室町後期屋敷跡発見 | 河北新報オンラインニュース https://t.co/3TSjYhkjKz pic.twitter.com/YDil7yO1wB
大元のネタ記事は今から半年前のお話。過去の人口建造物や自然の営みによって生じた大規模な地形造成がそのまま地質など植物の生成に変化を与える形で残存し、それが影響して植物そのものがちょっと変わった育ち方をしてしまう。同じ目線で見ると気が付かないけど、神の視点、つまり上空から広範囲をいちどきに眺めると、その違いが浮かんで見えてくるというもの。
以前「てつぼん」なる漫画でもグーグルマップの画像を元に古代遺跡を見つけた話が掲載されていたけど、この類の話は航空写真が使われるようになってからは少なからずあったものの、誰もが自由に多方面の地域の確認が可能となってから、増えている感はある。外電でも時々見聞きするよね。
私も航空写真を眺めてるときにクロップマークを偶然発見して興奮した覚えがある。航空写真で草津市下笠町を見てほしい。大規模な圃場整備で埋め立てられた伊佐々川の痕跡が、なんと作物の生育差として現れている。(画像:1974-1978年の地理院航空写真、1967年の地図、1979年の地図) pic.twitter.com/MCZhZ4v4wP
— 風霊守 (@fffw2) 2017年1月3日
で、遺跡の発見という歴史的な事案に限らず、クロップマークの類は誰もが確認・発見できる可能性がある。世界旅行をする感覚で、グーグルマップや航空写真を眺め続け、この類の不思議な場面を見出すのも、趣味としては良いものかもしれない。
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