「何回教えても覚えない人には怒らないといけないでしょ」という問いには、作業工程を録画か写真撮影してください、と答えます。口頭やメモで記憶が補完できないのなら、映像で記録して復習すれば覚えられます。「あの行程忘れました」がなくなり、質問が減ります。純粋にわからない事だけが訊けます。
— 高山理図@異世界薬局instinct㌠ (@Lizreel_spindle) 2017年1月13日
これはぼんやりと、あるいは何となくそうだよね的な感じで認識していたり、別方面の切り口、たとえば「記事は単なるテキストよりも、画像や動画を用いた方が印象は深くなる。複数の器官を同時に使って認識するからだ」との話から導き出せる話には違いないのだけど。口だけで言われても、あるいはその場で見せるような行為をしても覚えきれない人の場合は、叱るよりは動画や写真を手渡して、自ら反復学習できるようにするとの話。これは確かに納得できる。
パニック的なものとかもあるだろうけど、人は記憶して習得するまでのプロセスにおいて、個性として得手不得手ってのがある。緊張感が強くて目の前で再現されてもプレッシャーが強くて記憶にまでリソースが回らないってこともあるだろう。また、元々の性質として、文言による記憶が下手な人もいるかもしれない。
@Lizreel_spindle いくらメモしても、いくら口で言っても覚えられない人はいるんですよね。映像を再生すれば思い出せる人は多いですし、「言った」「言わない」を防ぐことができます。
— 高山理図@異世界薬局instinct㌠ (@Lizreel_spindle) 2017年1月13日
昔はともかく、今はスマホやデジカメで容易に画像は取得できるし、動画も撮れる。それを渡して「分からなければ、思い出せなければこれで反復学習してね」とすれば、これまでの様式のみでの習得に難儀していた人も、ハードルをクリアすることが可能になるかもしれない。
「覚えない人」には「覚えようとしない」だけでなく「覚えられない、大変難儀してしまう」人も多々いる。その人達がハードルを越えられるようになるのなら、今の写真・動画を容易に取得して提供できるさまざまな技術は、大変すばらしいものだということになるのだろうな。
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