夜中の救助指令でシャッターを開けたら車庫前に乗用車が停まっていた。慌てて駆け寄って高齢の乗員を起こしたら寝ていたらしい。
— ゆきのすけ (@yukinosuke119) 2017年1月16日
「ちょうどいいスペースがあったから。」という言い分らしいが、緊急出動する車両の進路上にクルマ停めて熟睡するとは自分本位というか勝手すぎる。さすがに怒鳴った。
@yukinosuke119 車庫前のスペースに車を停めて携帯電話で話をしている人もいる。ただ敷地に入ってくるだけならいいけれど、緊急車が出動する車庫前はやめてほしい。路側帯や駐車帯とは違うんだし、「出動するときに邪魔なら避ければいい」というものでもないので。
— ゆきのすけ (@yukinosuke119) 2017年1月16日
時折伝えられるニュースとして、非常階段が荷物でふさがれていてドアが開かず、火災が発生しても逃げられなかった的な話が伝えられることがある。「そんなトラブルは起きるはずがないだろうから」と予備のために確保しておいたルートやスペースを使ってしまうと、いざという時に対応できなくなって、悲劇が起きる。
それを防ぐために、各種法律でそのような場所は必ず確保するように決められている。先日100均ショップ周りをした時も、入り口の一定エリアがコーンなどでブロックされて立ち入り禁止措置が取られていたので「自転車置き場が狭くなって不便だな」と思った次の瞬間、その部分が非常口の延長上にあることに気が付き、なるほど感を覚えたのを思い出す。
確かにそのような場所は意図的にスペースが開けられているので、その理由を知らない、あるいは知っていても「大丈夫だろう」と軽く思う人にとっては、有益なスペースに違いない。怒鳴る事はせず、単なる敷地内だとしても、さくっと警察に通報してお引き取りいただくのがベストかな、という感はある(もっとも、すぐにその場から移動してもらう必要があることに違いは無いのだけど)。
「すぐ動かせるんだから良いじゃん」と思うかもしれない。
— 山と縄@R2:〆切やばい (@R2_rope) 2017年1月16日
消防車や救急車、工事車両も現場ではエンジンを止めません。一度止めたエンジンは掛からない可能性があるからです。
エンジンだけでなく、停車した車が100%再発進できる保証はありません。だから消防署前は駐停車禁止なのです。
今件は緊急車両用の移動ルート確保のためのお話だけど、それに限らず、もしもの時のための余裕をとってある場所は、どこにでもさりげに存在していたりする。点字ブロックの上に自転車を置いてはいけませんという告知とか、消火栓があるのでこのエリアは駐車禁止とかも良い例かな。「こういう話は滅多に起きない」は100%起きないとは言い切れないし、「何かあったらすぐに対応するから」は100%すぐに対応できるとは言い切れない。
ちなみに、アメリカでは緊急車両の進路を塞ぐと重罪で、パトカーや消防車は車を押し退けることができる。
— 山と縄@R2:〆切やばい (@R2_rope) 2017年1月16日
もし消火栓の前に駐車するとこんな事に... pic.twitter.com/fV2mm3YL7m
個人的には日本でも同じ対応をしても問題は無いと思うのだけどね。
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