正規商品のおもちゃの購入は金融商品の市場を見るように

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先の「きのこ・たこけこオセロ」のところでもちらりと触れたのだけど、個人ベースで作る非量産品だけでなく、大手企業が作る量産品で、多分な嗜好性があるものでも、需給による相場変動は結構あったりする。待っていれば次のロットが市場に提供されて注文できるようになるのに、どうしても今すぐほしいとの需要があるから、業者や中抜きをする人たちが高値で吊り上げる......テンバイヤーなどが良い例ではあるけど。

アマゾンの価格変動を見ていると、その辺りの事情はよく分かる。自分もレゴなどの価格を非公開の欲しいものリストで登録してチェックをしている。年末のセールがリアルな店舗で行われると、それに合わせてアマゾンの販売価格も値を下げ、それに負けじと同じ商品のマーケットプレイスの価格も落ちていく。検索結果としてソートした時に少しでも上に挙がるよう、手数料をあらかじめ盛っておいて商品価格を下げるとか、1円単位での値引きを一日に数回行うとか、まるで株式の売り板・買い板を見ているようでもある。

で、昨今はといえば、リアル商店でのクリスマスセールが終わり、リアルとの競争も無くなっている。そして商品在庫が少なく、供給が不足気味。工場などの生産と出荷が本格的なものとなるのはもう少し後なので、需給バランスの上では需要過多になり、価格はじわりと上がる傾向にある。

急ぎならその価格で調達しても満足できるのでそれはそれで良し。ただしそうでないばあは、素直にもう少し待ち、で良いのではないかな。生産終了で供給がなされるってことが無くなるのならともかく。

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このページは、不破雷蔵が2017年1月18日 07:33に書いた記事です。

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