アプリストアは「勝者総取り」の世界
— アプリマーケティング研究所 (@appmarkelabo) 2017年1月19日
AppStore
・上位4.4%がDLの9割を占める
・上位0.15%が収益の9割を占める
GooglePlay
・上位1.8%がDLの9割を占める
・上位0.06%が収益の9割を占めるhttps://t.co/s0d8cFSu6V pic.twitter.com/Cgc77ySLR5
当方はスマホのアプリストアを使ったことはほとんどないし、ましてや自分でアプリを作ってアップをしたことは無い(少なくとも今はそう)ので、実体験をしたことは無いと自称できてしまうのだけど。この類の話はよく耳にする。アプリで一山当てたという話はよく聞くけど、それは全体からしたらほんのわずかの割合。
ゴールドラッシュで一山当てたのはごく一部の運のよい人だけで、本当に一番儲かったのは金を掘る人向けにジーンズを作っていた人だとか、カジノで財産を築いた人はほんの一握りで、本当に儲けているのは家事の運営主だというのと同じ。
ただ、アプリストアの場合、その2極化が結構極端化かなというイメージはある。
けれど考え直してみると、アプリに限らずネット系のビジネスは二極化の傾向が強まっていると考えてもよい。検索しやすく、ランキングなどの統計情報が常に提供され容易に無難なもの、人気なものが視覚化されるため。年末年始のゲームソフトで任天堂の新作や超ビックタイトルのみのが売れる傾向の極端化と表現すれば良いのかな。あるいはユーチューバーとかも好例だよね。
他方、ネット界隈のビジネスは在庫経費がほとんどゼロのため、ロングテール的なもの、さらには運による突然の突風効果的な可能性もある。もちろん前提として相応の品質、出来栄えであることは欠かせないけど。中長期的には二極化のバランスももう少し緩やかなものになる、かもしれない。要は回収スパンがすごく長くなるかもね、だからとにかくしっかりと良いものとどんどんネットの畑に蒔いていこう、という感じ。
さらにいえばこれはネット界隈に限った話では無く、現在の社会構造全般にいえるのかもしれない。富の偏在とかが良い例だよね。
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