重要な部分は赤い文字で。でも色が剥げるのも赤が先

| コメント(0)


普段は視界に留めるぐらいで記憶には残る事は滅多にない、自治体のポスターとか色々な拠点の注意事項の貼り紙。でも思い返してみると確かにこんな情景は多々見受けられる。赤い部分の消え方が絶妙で別の意味を成してしまい、それがネタとして写真投稿されることは結構あるけどね。

他の色と比較すると確かに赤は目立つ。緊急車両が押しなべて赤を用いているのが良い例。でもポスターで同じようなことをすると、紫外線などの影響で赤色が先に色落ちをしてしまい、しまいにはその部分だけが消えたポスターとなってしまう。注意事項として強調したいのに、その部分がむしろ見えなくなるとは。


指摘の通り、経年劣化による色落ちを考慮した仕様のものであれば、色落ちはある程度防げる。でも別途指摘された話によると、コストは数倍、下手をすると1ケタ違ってくるとのこと。それならば一定期間ごとに新しい、差し替える時の状況にマッチする形で新規の者を作った方が安上がりとなる。要は適材適所ということなのだろう。

あるいは色落ちしにくい廉価な赤系統のインク、塗装方法を開発できれば、この辺りの事情は大きな変化をするかもしれないけどね。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2017年1月21日 07:03に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「アサヒカメラ2017年2月号は写真家の界隈では要注意な内容かも」です。

次の記事は「VRでリハビリをサポートするという発想」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30