PewResearchより。トランプ氏の施策が長期的に見て成功するか否かの質問。同様の時点でのオバマ氏、ブッシュ氏との比較。トランプ氏はブッシュ氏とさほど変わらず、「今の時点では分からない」が多数。オバマ氏の値が特異。 https://t.co/EwWpXHjjaz pic.twitter.com/gcHt2mV73n
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月20日
日本時間で本日夜中に就任式を迎えたトランプ新・米大統領に関わる、就任式直前の調査の結果。施策などで期待できるか否かの点では、ブッシュ氏における同時期のものとさほど変わらない。むしろオバマ氏が期待度合いが異様な高さだったぐらい......ってあれか、初の黒人大統領であったり、インターネット、特にソーシャルメディアを本格的に駆使した大統領ってことで期待感があったのかもな。忘れている人も多いだろうけど、ソーシャルメディアを駆使して大統領選を切り盛りしたとして大いに持ち上げられたのは、トランプ氏ではなく、オバマ氏が最初。ソーシャルメディア革命とか言われていたのだよね。
支持政党・考え方別。Conservは保守的、Liberalはリベラル。共和党支持者は大体成功するだろうの意見が多く、失敗はごく少数。民主党支持者は逆。双方ともリベラル思想の反発が強め。 pic.twitter.com/ia5Xzj3lcR
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月20日
で。各党支持者内の考え方別。保守的・中道・リベラルでざっくりとわけると、(Leanとはどちらかといえばって感じかな)民主党と共和党で今なお意見は二分され、他方リベラルな考え方を持つ人の反発が強いのが分かる。共和党支持者の中でも成功するだろうとの考えを持つ人は28%しかいない。
「米国は二分状態」云々ってのは多分に、選挙で負けた民主党支持者が、そしてリベラル的な考え方を持つ人が、「(得票数では上だったんだし)認めない」的な心境を、トランプ氏の挙動などに転嫁して主張している感はある。
1/10付け。米民主党支持者のリベラル派の94%はトランプ氏が重要な案件に関して無茶苦茶な判断を下すと考えている https://t.co/dghP5YEmMx 共和党支持者のリベラル派でも4割。 pic.twitter.com/lGymMMVaOP
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月20日
ほぼ同時期の別調査。今後米国の重要な案件に無茶な判断を下すだろうとの推定をしている人は、共和党支持者で28%、民主党支持者で84%。いずれの支持派でもリベラルな考え方の人の反発は特に強く、民主党支持者では94%に達している。
分裂云々とか、反発をしている人たちの多分は、リベラルを自称する方々の「ぼくたちのアメリカはこんなんじゃない! トランプは悪い文化、粉砕する!」的な動きに読めてしまう。欧州の移民・難民問題で、いわゆるリベラル的な考え方の実情と限界が露呈されていた感はあるけど、米大統領選挙で色々と噴出し、その状態か続いているのかな、という所感がじわりと湧いてくるのは当方だけだろうか。
Protesters take to the streets of Washington ahead of Donald Trump's #inaugurationhttps://t.co/3dAngYF0eY pic.twitter.com/cWx5pKBs4U
— BBC Breaking News (@BBCBreaking) 2017年1月20日
反トランプの方がよっぽど非寛容で、差別的で、暴力的で、社会秩序守らない『反社会的な人達』だってハッキリした。そんな行動を『不本意でもルール違反は止めろ』というリベラルの有名人とかほとんど見当たらない。結局偽物の寛容だったんだね。 https://t.co/7CUohvVvQ3
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年1月20日
トランプ大統領就任式の反対デモや暴動見て、ようやく世界中の多くの人達が『20世紀型の秩序が終わった』と実感するんだろうな。多くの人にとっては初めて目にする『アメリカ社会の崩壊』だからなぁ...
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年1月20日
で、全米各地でというわけではないけど、ワシントンでこんなデモが生じているとの報道も。なんかデモのメッセージっぽいものを持っている人はちらほらいるけど、反トランプ氏の主張とはイメージが全く逆な感はある。
リベラルの 正体見たり デモ暴動......的な。
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