Pewの去年8月時点の調査。50年前と比べて今の米国は良くなっていると思う人はクリントン支持者では59%、トランプ支持者では11%のみ。将来の展望も似たようなもの。 https://t.co/0ytvybXo6u pic.twitter.com/nkAPGn514u
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年1月28日
先日からここと本家サイトとさらにヤフーニュース個人をまたにかけて、調査結果から米国の大統領選挙とその結果に関して色々と精査をしていたわけだけど、同国調査機関のPewResearchでも反復する形で昔のネタをもりもりと掘り返してきている。矜持ってものがあるのかもしれないな。まぁ当選予想周りの話で、電話による通話調査に関わる「リスク」を露呈させてしまったからってのもあるのだろう。
で、今件は2016年8月時点での調査結果から。半世紀前と回答時点の米国で、良くなっていると思う人は36%、悪くなっていると思う人は47%。ところが支持者別で見ると、クリントン氏支持者は19%が悪く、59%が良くなっていると回答したのに、トランプ氏支持者は81%が悪くと答え、良しとした人は11%に留まっている。今後、次世代の米国動向予想も似たような感じで、トランプ支持者の方が悲観論がもりもり多い。
で、回答時点ではオバマ大統領=民主党だったことを合わせ考えると、民主党の考え方で突っ走っている現状に悲観的な共和党支持者が猛烈にトランプ氏を支持したのも理解はできてくる。先の記事でも選挙が終わった後の現状として、今後は良くなるだろうという楽観論が多数派なのはトランプ氏支持者が多分だったから。まぁこれも結局「自らの基本理念に沿ったトップならばハッピー、そうでなければアンハッピー」という、極めて分かりやすい構造の結果なんだろうなあ、と。
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